薬物や性接待などの相次ぐ疑惑でデビュー以来、最悪の危機を迎えたBIGBANGのV.Iが、3月25日に兵役につく。韓国の成人男性として当然の義務だが、すんなりと入隊できるかどうかは疑問だ。
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3月8日、V.Iの所属事務所YGエンターテイメントは「V.Iは3月25日、陸軍の現役兵として入隊する予定。V.I本人に確認した結果、ソウル地方警察庁の義務警察選抜試験を受けた事実はあるが、不必要な誤解を与えないために、もし合格していても放棄し、現役兵として入隊する予定だ」と発表した。
YGの公式発表に先立って知らされたのは、V.Iが義務警察の試験に合格したという報道だった。最終合格者発表日は本日(3月8日)で、V.Iは去る2月にソウル地方警察庁の義務警察選抜試験に運転兵特技者として受験したという。
しかし数々の疑惑を晴らすどころか、疑惑が疑惑を呼んでいるV.Iだけに、入隊時期についても非難の声が上がっている。“兵役に逃げる”のではないかという目も向けられている。
韓国大統領府の国民請願掲示板には、「V.Iの入隊を延期しなければならない」「軍入隊を反対する」「入隊を防いでくれ」などの厳しい声が続出している。これらの請願には、「入隊を理由に調査から逃れようとしている。事態の解決後に入隊しなければならない」というメッセージが含まれていた。
状況は読んだYGが「義務警察に合格しても現役兵として入隊をする」と火消しに乗り出したわけだが、逃避騒動は現在進行形だ。
V.Iが経営するクラブ「バーニングサン」の事件の発端は、暴行事件だったが、さまざまな疑惑が浮上して薬物や性的暴行、警察との癒着などに広がった。社会的なイシューとして関心を集めており、連日のように新たな疑惑が出ている。
そんななかV.Iはほとんどの疑惑を否定し、警察出身の弁護士を選任。積極的に対応しており、来る3月25日に入隊して姿を消すことになる。
兵役は韓国の男性であれば当然、履行しなければならない国防の義務であり、V.Iが昨年から2019年の入隊を伝えていたのは事実だ。しかし今回の事件の重大性、V.Iの責任、解消されていない疑惑などが次々と浮上しているだけに、入隊すらもままならない雰囲気だ。
V.Iは去る2月27日に警察の調査を受けた後、「私に関するすべての疑いを一日も早く晴らせるように最善を尽くして調査を受ける。呼ばれればいつでもまた調査に誠実に臨む」と話していた。
入隊までに残された期間は、17日間。それまでにV.Iがどんな態度で疑惑を解消するのか、非常に大きな注目が集まっている。
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