ボーイズグループONEUSのカムバックに、グローバルファンの期待が集まっている。
ONEUSは5月11日18時、各種音源サイトを通じて5thミニアルバム『BINARY CODE』をリリース予定だ。
今回の『BINARY CODE』にはリード曲『BLACK MIRROR』をはじめ、『Connect with US』『Polarity』『Happy Birthday』『Valkyrie』(ロックバージョン)の計5曲が収録されている。
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今回のONEUSのカムバックでは、期待されているポイントが3つある。1つ目は“大衆に向けたメッセージ性”だ。ONEUSはこれまでアルバムごとに確固たるコンセプトと、しっかりした世界観で“コンセプト職人”とも称されてきた。特に毎作品でMZ世代(ミレニアル世代とZ世代)に向けたメッセージで深い余韻を残した楽曲も少なくない。
新曲の『BLACK MIRROR』は、現代人の必需品であるテレビやスマートフォン、PCといったデジタル機器に閉じ込められている現実を比喩して作られた曲だ。タイトルから歌詞まで、誰もが共感できる現代人の状況を描き出し、ファンはもちろん大衆からの共感が期待されている。
先立って公開されたハイライトメドレーで『BLACK MIRROR』のリフレインは、ファンキーなリズムに爽やかな口笛が中毒性を与え、ハイライトの一部では物足りないという欲を刺激していた。
2つ目は“パフォーマンス”だ。デビュー直後からパワフルな群舞とエネルギッシュなパフォーマンスを武器に、“ステージの天才”と呼ばれたONEUSだが、今回のアルバムではパフォーマンスの頂点に立つという覚悟を携えている。
リリースに先立って公開されたティーザー映像で本格的な「ショータイム」を予告したONEUSは、ブラックスーツとハット姿でマイケル・ジャクソンをオマージュしたコンセプトとパフォーマンスを予感させ期待を高めた。
それだけでなく、揃った動作と足音、寸分も誤差のないカルグンム(刀群舞)を披露し、高難度のパフォーマンスと目を引くシグネチャーポーズで世界のファンの注目を集めている。
3つ目は“成長曲線”だ。ONEUSはアルバム毎に独走的なコンセプトと世界観が調和し、ストーリー性豊かな楽曲で大きな人気を集めている。これは韓国内外におけるチャートで、自己記録を更新する成果へと繋がった。
特に2021年1月にリリースしたONEUS初のフルアルバム『DEVIL』は、前作よりも約1.8倍もの初動販売枚数(発売1週目のアルバム販売枚数)を記録しており、デビューから自己最高記録を打ち立てた。
これまでしっかりとしたグローバルファンダムを構築してきたONEUSだが、大衆への波及も見据えたニューアルバムで再び記録を更新し、成長を加速させていくはずだ。
大きな期待が集まっているONEUSのニューミニアルバム『BINARY CODE』は、5月11日18時にリリースだ。
◇ONEUS プロフィール
新人ボーイズグループのデビュー企画『RBW練習生Real Life-デビューします』を経て、2019年1月9日に韓国でデビューした6人組。2019年8月7日に日本デビューも果たした。所属事務所はガールズグループMAMAMOOと同じRBWエンターテインメントということから、“MAMAMOOの弟分”とも呼ばれている。また、同事務所初のボーイズグループとしても知られている。メンバーはKEONHEE、HWANWOON、SEOHO、XION、RAVN、LEEDOの6人で構成。グループ名には「ファン1人ひとり(ONE)の力が集まって作られた僕たち(US)」という意味から、「僕たち(US)が一緒に集まって1つ(ONE)の世界を作っていく」という思いが込められている。ファンクラブの名称はTO MOON。
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