日本版も発売されているBTS(防弾少年団)のタイトルがついた韓国語教材「Learn! KOREAN with BTS」の購買者が、高い満足感を示した。
昨年8月に発売されたHYBE EDUの韓国語学習教材「Learn! KOREAN with BTS」は、BTSの既存の映像コンテンツを通じて、韓国の多くの地域と文化を紹介しながらハングルの子音と母音、基礎表現と文法などが学習できる。
HYBE EDUは今年初め、「Learn! KOREAN with BTS」の購買者2700人余りを対象に設問調査を実施。その結果によると、教材に対する満足度で回答者の43.8%が「とても満足」、34.2%が「満足」と答えた。
実に合わせて78%、8割近い購買者が満足を示していることになる。
満足の理由で最も多かったのが、「音声ペンが有用」(20.0%)。文字に近づけると発音などを読み上げてくれる音声ペンがついており、すべての文章と単語を4カ国語(韓国語、英語、日本語、スペイン語)で聞くことができる。韓国語だけでなく、英語の学習にも役立つわけだ。
満足の理由は他にも「実用的な韓国語の表現が含まれている」(15.1%)、「デザインが魅力的」(13.8%)、「韓国の様々な地域を旅行するコンセプトがいい」(12.1%)、「BTSの写真、映像が多い」(11.5%)などがあった。
また教材のQRコードを読み取り、映像と一緒に学習する方式に対しても88%と満足度が高かった。回答者は理由として、「映像にBTSが出て楽しく勉強できた」「日常生活で使う韓国語を知ることができた」と答えた。
言語の垣根を超えてK-POPコンテンツを楽しめない海外ファンのために開発された「Learn! KOREAN with BTS」は、日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、シンガポールなど全世界30の国や地域で約30万冊販売された。
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