パク・ソジュンやイ・ソジン出演のバラエティ番組、“人種差別発言”を賞賛にすり替えた疑惑で非難

2021年04月06日 話題

俳優パク・ソジュンやイ・ソジン、『ミナリ』の女優チョン・ユミが出演した韓国tvNの人気バラエティ番組『ユン食堂』が人種差別発言を誤訳し、議論を巻き起こしている。

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それについて『ユン食堂』側は特別な解明をすることなく、問題の映像を削除した。

最近、オンライン掲示板には、2018年に放送されたtvN『ユン食堂』シーズン2に登場した誤訳を指摘するスレッドが上がってきた。

問題となったのは、2018年3月2日にtvNの公式YouTubeチャンネルに公開された『ユン食堂』シーズン2の本放送編集版だ。そこに出演したドイツ人男性がイ・ソジンを見ながら言った言葉には、「ここにハンサムな韓国男性がいるね」という翻訳字幕がつけられた。

「ハンサムな」という翻訳は違う?

しかしネット上では、ドイツ人が放った言葉の意味は「ハンサム」ではなく「ゲイ」という意味だとの指摘があった。自分をドイツ留学生と明かした、とあるネットユーザーは「この方がイ・ソジン氏を見て、ゲイと言ったのです。ハンサムとは言っていないのだが」と主張した。

続いて他のユーザーも「ここにゲイの韓国男性がいるねと言ったことが、なぜハンサムな韓国男性と翻訳されたのか。ドイツで留学生活中なのだが、いつも苦しんでいる人種差別をこのようにすると、さらに怒りがわいてくる」と語った。

(画像=tvN)「ここにハンサムな韓国男性がいるね」「あの男性は混血だろう」といった字幕がつけられた

また別の映像では、ドイツ人とスイス人のカップルがイ・ソジンを見て、「あの男性は混血だろう」と話す内容が盛り込まれた。これはイ・ソジンの見た目が良いので、アジア人ではないだろうという、アジア人のビジュアルを侮辱する意味が含まれており、公憤を買った。

人種差別となりかねない発言を賞賛として包み隠し、放送した『ユン食堂』側に批判が続いている。『ユン食堂』側は特別な解明をすることなく、その映像を削除した。

最近、アメリカなどでアジア人を嫌悪する犯罪が増加しているなか、『ユン食堂』の過去の映像も再注目されている状況だ。

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