映画『パラサイト』に登場する“自画像”は100億ウォン!? 絵を手がけた画家が裏話明かす

2021年03月19日 話題 #韓国映画

映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、パラサイト)に絵を提供したラッパーのHoony Hoonが、ポン・ジュノ監督との仕事について明かした。

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彼は3月17日に放送された『ラジオスター』にゲスト出演し、「アーティストビザでアメリカに渡ってから1年ほど経つ。今は画家のZIBEZIとして活動中」と近況を伝えた。

『パラサイト』に登場する“ダソンの自画像”を手がけたことで知られる彼は、友だちと行った旅行の初日に制作チームから連絡を受けたと明かして注目を集めた。

「旅行初日だったのに、早く帰国してほしいと連絡を受けた。旅行スケジュールが全部決まっていたが、友だちに行くべきだと言われてミーティングに出向いた。ポン・ジュノ監督、イ・ハジュン美術監督とのミーティングだった。もし話がうまくいかなくても、一緒に写真でも撮ろうと思っていた」

ミーティング当時、ポン・ジュノ監督は「チンパンジーを形状化した人間の姿」をオファーしたという。

Hoony Hoonは「1番から10番まで絵を用意してお見せした。すると、監督は2つの絵を合体させて改めて描いてほしいと。最初は僕にすべて任せるとおっしゃったのに、修正を繰り返されて…。『だったら監督が自分で描けば?』と思ったりした」と打ち明け、笑いを誘った。

当該の絵の価値については「某企業で100億ウォン(約10億円)を提示したと聞いた」という。自分でのその値段にびっくりしたというHoony Hoonは、「でもあの絵は販売できない。契約上、著作権はポン・ジュノ監督と映画の制作会社にある。所有権は僕にあるが、映画の小道具として扱われる」と明かした。

(写真=MBC)

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