3月16日、tvNの新しいドラマ『ナビレラ -それでも蝶は舞う- 』(Netflixでも配信予定)のオンライン制作発表会が行われ、パク・インファン、ソン・ガン、ナ・ムンヒ、ホン・スンヒの主演キャストと、ハン・ドンファ監督が出席した。
人気ウェブ漫画の実写化となる『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』は、70歳でバレエをはじめた元郵便配達員シム・ドッチュル(演者パク・インファン)と、夢の前でさまよう23歳のバレリーノ(演者ソン・ガン)の成長を描く青春ドラマだ。
ドラマ『チョンイル電子、ミス・リー』(原題)のハン・ドンファ監督と、『愛の迷宮~トンネル~』の脚本家イ・ウンミのタッグを組み、Netflixオリジナルシリーズ『恋するアプリ Love Alarm』『Sweet Home-俺と世界の絶望-』で注目を集めるソン・ガンと、ベテラン俳優パク・インファンが“師弟デュオ”として共演する。
ハン・ドンファ監督はドラマについて「夢を叶えるために経験する人生に対する物語だ。一生家族のために献身してきたドッチュルが夢のためにバレエに挑戦し、家族を失って彷徨うイ・チェロクに出会う。その出会いから始まった2人の物語を通じてヒューマンドラマを描く」と説明した。
続いて「展開が早い作品は快感があるが、このドラマのように徐々に感情を積み上げていく作品は後半で大きな感動と余韻を与えられる。視聴率や競争も重要だが、『ナビレラ』はこの時期に絶対必要な作品だと思った。良いメッセージがあるので、厳しい時期を生きている我々に必要だと思う」と語った。
俳優人生30年ぶりにミニシリーズ(16話前後のドラマ)の主人公を務めるパク・インファンは、感想を次のように語る。
「ミニシリーズは若い人を中心にストーリーが展開されるので僕の年齢では誰かの父親、お爺ちゃん役しかなかった。なので今回、ドラマを引っ張っていく役を始めて務めた。大きな役を任されて個人的に光栄だし、嬉しい。このような良い作品で良いキャラクターを演じられたのは幸せなことだ。このドラマが僕の年代の人々にとって、『やればできる』という勇気と夢を与える作品になってほしい」
才能ある23歳のバレリーノ、イ・チェロク役を務めるソン・ガンは「バレエは初挑戦なので心配もあり、プレッシャーも感じた。でも無事に撮影を終えてワクワクしながら放送を待っている」と言う。
また、「6カ月ほどバレエを習った。難しい動作が多くて、スキルよりも目線などのディテールに気を使った。バレエは難しかったが、学ぶうちに楽しさを感じた。体の変化も良かったので楽しみながらやっていた」と明かした。
大先輩パク・インファンとの共演については「すごく緊張したが、撮影現場で気楽に接してくださってついて行った。先輩がドッチュルそのものだったので、僕もチェロクとしての演技に集中できた」と微笑む。
パク・インファンもソン・ガンについて「本当に心温かくていい子だ。スポンジのようにすべてを吸収する。劇中では彼が先生なので僕がしがみつくしかなかった。そういう面で息ぴったりだったと思う」と褒め称えた。
パク・インファン、ソン・ガンによる感動のヒューマンドラマ『ナビレラ -それでも蝶は舞う- 』は、3月22日21時から放送予定。Netflixでも同日から配信開始。
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