幼い頃から天才子役として活躍し、映画『神と共に』シリーズなどで女優として確かな実力を見せつけてきたキム・ヒャンギの新たな所属先が決定した。
キム・ヒャンギは10年間にわたって所属したナム・アクターズとの専属契約を満了し、新たにジキム・エンターテインメントと専属契約を結んだと発表した。
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ジキム・エンターテインメントのキム・ジンイル代表は、キム・ヒャンギとの専属契約について、「着実な成長を遂げ、MZ世代を代表する女優としての地位を固めたキム・ヒャンギと契約できて嬉しい。キム・ヒャンギは演技を心から愛し、純粋な情熱を持っている女優だ。その気持ちはよく理解しているので、傍らで最善のサポートを尽くし、再び演技する瞬間にはより幸せを感じられるようにしたい」と話している。
2000年生まれのキム・ヒャンギは、これまで数々のドラマや映画作品に出演し、作品ごとに全く異なる個性で大衆から愛されてきた役者だ。
子役時代から頭角を現してきたキム・ヒャンギは、2014年の映画『優しい嘘』で百想芸術大賞の女性新人演技賞を受賞。続いて2018年には『神と共に 第一章:罪と罰』で青龍映画賞の助演女優賞を獲得し、しっかりとしていながらも繊細な演技で観客を楽しませる女優としての地位を確立した。
2019年に出演した映画『証人』では、自閉症スペクトルを患っている少女ジウを演じ、温かい演技と忘れられない存在感で観客の心を鷲掴みにし、第40回韓国映画評論家協会賞、黄金撮影賞などの授賞式で最優秀主演女優賞に輝いた。
そして同年に放送されたJTBCドラマ『十八の瞬間』では、主人公のユ・スビン役として温かくも愛らしい魅力を発揮し、限界を見せない演技のを披露して注目を集めた。
また、韓国で2月10日に公開された映画『子供』(原題)では、若くして母親になった女性へ向けた共感と慰労のメッセージと、成熟した演技が観客から好評を博し、20代を代表する女優としての地位を確固たるものにした。
キム・ヒャンギは韓国で2021年に放送予定のJTBCドラマ『舞い上がれ、蝶』(原題)にキャスティングされており、今後もスクリーンとドラマの両方でさらなる飛躍を遂げる予定だ。
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