韓国tvNドラマ『ヴィンチェンツォ』(Netflixで配信中)が、本格的な“対決”の幕開けを知らせた。
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オク・テギョン扮するチャン・ジュヌがバベルグループの会長という衝撃的な事実と共に、“黒化”した彼の様子が少しずつ明らかになって緊張感を倍増させている。
3月7日に放送された第6話では、バベルグループ会長だと明かしたジュヌのプレゼンシーンが、新たな局面を予告した。
大会議室に集まったジュヌと、ハンソ(演者クァク・ドンヨン)、ミョンヒ(演者キム・ヨジン)、スンヒョク(演者チョ・ハンチョル)。
スクリーンの前で緊張気味に立っていたジュヌは、自分がチャン・ハンソの兄という事実と共に「小さい頃からスマートで、アクティブで、いつもトップを逃さず、スタンフォード大学法学部を首席…ではないが優秀な成績で卒業し、カリスマを兼ね備えたパーフェクトな神の被造物、バベルグループのリアルCEOチャン・ジュヌ」と自分を紹介した。
それまでチャン・ハンソ会長を操っていた黒幕が自分であることを公表すると同時に、ミョンヒ、スンヒョクに対する渓谷でもあったこのシーンは、自己愛に満ちたヴィラン(悪党)・ジュヌの性格を生かしたオク・テギョンの演技で光を放った。
ヴィンチェンツォに向けて「韓国のことわざの中で最も印象的なのがある。『自分の墓、自分で掘る』。私は墓に先輩(チャヨン)が入るが嫌だし、墓掘りを手伝う弁護士(ヴィンチェンツォ)も嫌いです。ヴィンチェンツォさんはスマートな人だと思います。スマートな人ほど、止まるタイミングをよく知っている」と、遠回しに警告するジュヌの姿も、ドラマのテンションを引き上げた。
極変するチャン・ジュヌのキャラクターを熱演し、視聴者に強烈な存在感を与えたオク・テギョン。明るい天然な姿から、自分の意思に反する者には敵対心をむき出しにするヴィラン姿を自由自在に表現し、今後の展開への期待を高めている。
『ヴィンチェンツォ』は、韓国tvNにて毎週土・日曜日21時に放送中。Netflixでもほぼ同時配信中。
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