KBS2ドラマ『月が浮かぶ川』（原題）が、主演俳優をジスからナ・インウに交代して心機一転を図る。
【関連】“校内暴力”を認めた俳優ジスが『月が浮かぶ川』から降板
また、いじめ疑惑が浮上したK-POPガールズグループAPRILのイ・ナウンが出演するドラマ『模範タクシー』（原題）も、イ・ナウンの代役で再撮影を決定した。
ドラマが打ち切りになる最悪の状況を回避するため、制作会社らが無理をしてでも再撮影を敢行している。
全20話予定の『月が浮かぶ川』の場合、3月5日に制作会社Victory contentsが「第9話から代役で再撮影を行う」と発表していた。
しかし、3月8日には代役のナ・インウが予定を早めて第7話から登場すると伝え、「視聴者の方々に完成度の高いドラマをお届けするため、そのように決定した。心を一つにして集まってくれた俳優およびスタッフたちに感謝したい」と説明した。
『月が浮かぶ川』に出演する俳優のマネジメント社の関係者らも、本紙との電話取材で「社会的イシューがあるので、状況を受け入れるしかない。大変だが、みんなが再撮影に意思を統一した」と述べた。
とある関係者は「スタジオ撮影はまだいいけど、野外ロケは（寒さで）大変なはずだ。ぜひ応援をお願いしたい」と呼びかけた。これからは、その週の放送分を撮る生放送同然のスケジュールで撮影が進む予定だが、出演陣や制作スタッフらは『月が浮かぶ川』を救うという一心で集合したという。
一方、まだ放送前の『模範タクシー』も、3月8日にイ・ナウンの降板と再撮影を決定した。全体の60％撮影が行われた状況だが、イ・ナウンの出演分は代役を立ててすべて再撮影するとの方針だ。まだイ・ナウンに変わる女優は発表されていない。
前へ
次へ
