女優イ・ヨンエ、国防委員らへの政治献金について解明「軍人家族には無条件で後援」

2021年02月26日 話題

女優イ・ヨンエが陸軍士官学校出身の国会国防委員会所属の委員らに後援金を出したことについて説明した。

【関連】イ・ヨンエが中小企業のサポート役に

イ・ヨンエの後援は、中央選挙管理委員会が2月25日に公開した「年間300万ウォン超過寄付者名簿(2020年度)」によって明らかになった。

イ・ヨンエは、保守政党である「国民の力」党のチョン・ジンソク、ハン・ギホ、シン・ウォンシクと、リベラレウ政党である「共に民主党」のキム・ビョンジュ議員らにそれぞれ500万ウォン(約50万円)ずつ、計2000万ウォン(約200万円)を寄付したと記されている。

過去にイ・ヨンエ自ら選挙運動を手伝った夫チョン・ホヨン氏の叔父、チョン・ジンソク議員を除く3人は、陸軍士官学校出身の国防委員だ。これをめぐって、防衛(軍需)産業関連会社のオーナーだったチョン・ホヨン氏が妻を通じて不適切な後援をしたのではないかと論議が起こった。

イ・ヨンエ側は同日、韓国メディア『聯合ニュース』の電話取材に対して「イ・ヨンエさんが軍人家族であるため、軍人への愛情から副士官学校や軍人家族などを後援し続けてきた。また、夫のチョン会長はいま防衛産業とは関係ない。経営から手を引いたのも10年以上経つ。株式も0%台だ」と説明した。

また、「与野党議員とは関係なく、軍人たちに対しては無条件で後援している。後援金を受け取った議員たちに事業請託などがあったか確認してほしい」と強調した。

イ・ヨンエ

イ・ヨンエの後援金を受け取ったキム・ビョンジュ議員は、韓米連合軍司令部副司令官を歴任したのち、昨年の第21代総選挙で比例代表として政治に入門した。

ハン・ギホ議員は、陸軍教育司令部司令官を歴任、2010年の第18代総選挙で国会入り。シン・ウォンシク議員は大韓民国合同参謀本部次長を歴任し、第21代総選挙で比例代表として国会入りした。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集