INFINITEのエルから“俳優キム・ミョンス”へ…『暗行御史』のヒット、入隊前の心境【インタビュー】

2021年02月18日 話題

K-POPグループINFINITEのエルではなく、“俳優キム・ミョンス”としての確固たる地位が築かれた。

【写真】キム・ミョンス、アイドルと俳優2つの顔で魅せる

キム・ミョンスは去る2月9日に最終回を迎えたドラマ『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』(原題、KBS2)で、ソン・イギョム役を演じ、視聴者から称賛を受けた。『暗行御史』は、不正腐敗を清算し、民衆の無念を解決する国王直属の秘密捜査官・暗行御史(アメンオサ)と、御史団員らによるコミカルミステリー捜査ドラマだ。

主演したキム・ミョンスの活躍もあり、『暗行御史』は最高視聴率14.0%(ニールセンコリア、全国基準)を記録。これはKBSの月火ドラマの視聴率が3年ぶりに10%台を突破したことを意味し、2020年に主演を務めたドラマ『おかえり』(原題)の視聴率が0%台だったという汚名も返上したことを意味する。

放送終了後、キム・ミョンスは「撮影中は終始楽しかった作品であり、入隊前の最後の作品なので長く記憶に残りそうだ」と感想を話した。

「成長するヒーローという点が気に入った」

(写真提供=マネジメントイサン)キム・ミョンス

キム・ミョンスが演じたソン・イギョムは、御史団のホン・ダイン(演者クォン・ナラ)、パク・チュンサム(演者イ・イギョン)と一緒に、朝鮮王朝の地方で発生する不正腐敗を清算し、民衆の無念を晴らす朝鮮王朝時代の“ヒーロー”だ。

『仮面の王イ・ソン』に続き、2度目の時代劇に挑戦したキム・ミョンスは、「『暗行御史』が“韓国型ヒーロー”の定義を具現するキャラクターという点で魅力があったが、最初からヒーローではなかったという点が気に入った」と、作品を選択した理由について話した。

続いて「過去の傷にとらわれていながら暗行御史として活動し、自ら傷を克服して成長していく点が良かった」とし、「『暗行御史』は毎回異なるエピソードが進行される点もおもしろいと考えた」と付け加えた。

演じたソン・イギョムは人間味もあるが、弱点も多い一方で、事件を解決するときだけは冷静かつ論理的な人物だ。変化して成長していく人物を表現するためにキム・ミョンスは、「変化を誇張せず、自然に表現しようとたくさん努力した」とし、「また劇中でアクションシーンも多かったので、アクションに神経を使ってたくさん準備した」と努力を伝えた。

共演したクォン・ナラ、イ・イギョンに対する称賛も惜しまなかった。

俳優たちと呼吸が合い、笑ってしまうことでNGを出したと明かし、「クォン・ナラさんは明るくて陽気な姿がとても魅力的だ。イ・イギョンさんは演技中、アドリブをたくさんするのだが、現場スタッフたちがとても楽しんでいる。おかげで僕もその流れに乗って、チュンサムと即興的な演技をたくさんした」と振り返った。

2月22日に入隊、心境は?

(写真提供=マネジメントイサン)キム・ミョンス

キム・ミョンスは来る2月22日、慶尚北道・浦項(ポハン)海兵隊教育訓練団に入所し、兵役の義務を履行する。

海兵隊に志願した理由については、「特別な理由はない。韓国国民の誰もが国防の義務を果たさなければならない。僕もその一人であり、いつも海兵隊に対する良いイメージを持っていたので、ドラマの撮影前に志願した」と説明した。

『暗行御史』を成功裏に終えたキム・ミョンスは、2月20日、入隊前最後のスケジュールとしてオンラインファンミーティング「Remember US」を開催し、ファンと会う。

「入隊がもったいなくないと言えば嘘でしょう」と笑ったキム・ミョンスは、「それでも当然すべき義務であれば、遅くなる前に軍服務を終えるのが先だと思っていた。今後の計画は、入隊前に仕事をしっかりと仕上げて、軍服務を一生懸命にすることが最優先だと思う」と述べた。

『暗行御史』を通じて入隊前の確固たるフィルモグラフィーを完成させたキム・ミョンス。早くも除隊後、どんな成長した姿で復帰するかが期待されている。

アイドルとして、演技者として成功したキム・ミョンスは、除隊後のステップについて「ロマンスのジャンルのドラマに戻って挑戦してみたい」とし、「また今回、アクションの楽しみがわかった。アクションが主となる現代ものにも機会があれば挑戦してみたい」と話した。

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