例えばアン・ジェウクの場合、出演予定であったミュージカル『英雄』に大きな損害をもたらした。
トリプルキャストで主演を務める俳優たち（アン・ジェウク含む）によるラウンドインタビューは企画そのものが取り消され、制作会社は公式的な立場を通じてアン・ジェウクの舞台降板と、チケット代の全額返金を発表した。
キム・ビョンオクが出演中のドラマも多少のダメージを受けているという。
最近第一話が放送されたドラマ『リーガル・ハイ』韓国版（JTBC）では主要キャラクターの所属する法律事務所の代表役を務めており、主演ではないにしろ重要な役割を担っている。キム・ビョンオクが今回の件で作品に与えた打撃は決して小さなものではない。
飲酒運転の処罰を強化するユン・チャンホ法（ひき逃げ事故でユン・チャンホさんが死亡し、国民が飲酒運転の厳罰化を求めた事案）が施行されたにも関わらず、その後も芸能人による飲酒運転騒動がとどまることがない。
韓国では現在、社会的に大きな影響を与える芸能人が自身の立場を今一度見つめなおす必要があると、数多くの指摘と非難の声が上がっている。
