「一度、ラブコールを送ろうかな(笑)。この前、一緒に食事をした時にお互い頑張ろうと応援し合った。Vは今ワールドツアー中なので、大変なんだろうなと思う」
どの質問に対しても模範回答の連続だったが、決して気取らない。その好青年ぶりこそ、ファンたちが熱烈な支持を送る要素の1つだろう。
パク・ボゴムは言う。
「ファンの方々に僕からあげたものは何もなく、むしろ頂くことが多い。たくさんの愛情と応援に報いたいと思う気持ちが大きい。ファンには演技で恩返ししたいので、今年もたくさん仕事がしたい。まだまだ学んでいかなければならないが、それでもいい作品と役柄が与えられれば、今の自分の姿を残していこうと思う」
パク・ボゴムの2019年に期待が高まる返事だった。ただ、チャレンジした役については意外な答えが返ってきた。
「機会があればサイコパスの演技をやってみたい。以前、『君を憶えてる』(KBS)でのキャラクターがまさにそうだった。とあるきっかけを通じてそういう人物になっていく感じ。暗いキャラクターだとしても、そうなってしまった確かな理由があれば良さそうだ」
俳優としてではなく、27歳の青年パク・ボゴムが描く未来はどんな感じだろう。
パク・ボゴムは、「今より経験豊富で、心の幅が広い人になりたい。昨年はあっという間に過ぎてしまった。だからか、時間が大切に感じられる。日常の幸せと尊さをより大切にしようと思う」と語り、微笑んだ。(つづく)