2009年から2013年にかけて韓国で放送されていた番組『オルチャン時代』出身で、実業家やユーチューバーとして活動しているホン・ヨンギが、父親の借金に関して明らかにした。
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ホン・ヨンギは12月31日、自身のSNSを通じて子ども時代の貧しかった環境について紹介し、父親の借金についても言及した。
彼女は「中学3年生の時からお金を稼ぎ始めて、家族の力になれると思い嬉しかった。私の高校進学後、父は家族に多額の借金を負うことになり、学校や家に人が来るかもしれないと言っていた」と、過去を語った。
父親の借金を返済するため、高校生時代にショッピングモールを運営し始めたホン・ヨンギは「自分が収益を出すたびに母が、生活費と父の借金を返済していった。しかし、私が子どもを授かったため数カ月間父の借金を返済できなかった。子どもの100日記念日にも取り立てに来た」とし、「父の借金は元金だけで30億ウォン(約3億円)というとても大きな金額なので、想像できないほど本当に大変だった」と、衝撃の事実を告白した。
また、自身の税金滞納問題にも触れ「2018年には5億ウォン(約5000万円)ほどの税金が私に降りかかった。父親の借金返済のために始めた事業なのに何1つ残らず、借金だけが増えた。しかし家族のために必ず返すと誓ったが、債権者たちの取り立ては続いた」と、続けた。
「父の借金は30億ウォン(約3億円)で、元金返済は手に余る。高校生の時からこれまで6人の家族の責任を持ち、今は夫と子どもたちを含めた2つの家庭を担っている。苦痛だったが、1人で責任を負おうとした。しかし、これ以上はとても大変だ。自分も一息つきたい」と語った。
ホン・ヨンギは12月11日、アパレルのショッピングモールを運営しながらも、巨額の税金を滞納していたという事実を打ち明けていた。そのため彼女は家を売り、4億ウォン(約4000万円)を返納した。
以下、ホン・ヨンギの父親の借金疑惑に関する釈明文全文。
◇
こんにちは、皆さん。ホン・ヨンギです。
2020年には皆さんもご存知のように私に関する多くの事件、事故がありました。それによって多くの叱咤を受け、たくさんの釈明と謝罪をしてきた1年でした。
今日はなぜ私にそのようなことがあったのかについて説明したいと思います。
まず今日の朝、とある記者の方から連絡を受けました。私の父の借金問題について、再び問題化させるということを知り、数時間後には記事と映像を見るようになりました。
父の借金についてお話させていただきます。
私は幼い頃、本当に貧しい環境の中で暮らしました。小学校6年生の時はチラシのアルバイトをしていましたが、制服をあつらえるお金がなく、肩に合わない大きいサイズを譲り受けて着て、友達が制服を取り替えてくれたりもしました。
給食費を払えず、しばらくは1人でお弁当を作って通い、中学1年生の時はかわいいカバンが本当に欲しかったが、小学校1年生の時に使っていたセーラームーンのカバンを中学校1年生になっても持ち歩きました。
靴を買うこともできず、215サイズ(21.5cm)の私は、譲り受けた240サイズ(24cm)の靴を揺らしながら履いて通いました。
幼い頃はほとんど2~3年間隔で引越しをしていましたが、友達と別れるのが本当に嫌だった私は、家庭環境が悪くて引越しするという事情について知らないフリをし、いつも不平をこぼしていました。
そんな人生を生きていた私は、中学校3年生の時から少しずつ有名になり始めました。そして、フィッティングモデルとしてお金を稼ぎ始めました。
家族に役立つということが嬉しかったし、初めてフィッティングモデルでもらったお金で、自分の足に合う靴を買えると思い本当に嬉しかったです。
そして高校に進学しました。高等学校へ進学後、父は私たち皆を集めて苦しみながらも話を切り出しました。
お父さんが大きな借金をすることになり、お前たちがこれからもっと大変なことになるかも知れない、学校や家に人が尋ねて来るかもしれない、申し訳ないと。
その後、本当に人が家に来て、とても怖くてつらかったです。
毎日神様に、私はいつ幸せになれるのかと祈りました。父の借金を返してくれと祈りました。
そしてフィッティングモデルをしていた私が、衣類のショッピングモールを開いて返そうと考え、高校生の時にショッピングモールを始めました。
私が収益を出すたびに管理をしてきた母は、家庭の生活費と父の借金を返済していきました。
その後、私が若い年齢で子どもを授かったため、経済的な活動に困難を持つようになり、数カ月間父の借金を返済できずにいると、再び家や自分の事務所を訪れ、すべてを漁り、ジェウォン(ホン・ヨンギの長男)が産まれて100日の日も尋ねてきて、父親の借金を返せと私を苦しませました。
父の借金は少ないものではなく、元金だけでも30億ウォン(約3億円)というあまりにも大きな金額なので、想像すらできないほど本当に大変でした。
そのようななかで2人目の子どもを授かり、2015年にジェットゥ(ホン・ヨンギの次男)を産んでまもない頃、父にお金を貸した方の娘さんが投稿した文を見て、多くの方々の前で説明し、必ず返済すると話しました。
そして一生懸命働き、父の借金を必ず返さなければならないという気持ちでお金をたくさん稼ぐと誓いました。
父にも、必ず返してあげるからお父さんも頑張って、私にすまないと思わないでほしい、と言いました。
その後の2018年には、先日皆さんに申し上げた税金5億ウォン(約5000万円)が私に降りかかってきました。
父の借金を返そうと始めた事業によって何一つ残らず、借金ばかりが膨れ上がり、より苦しくなりました。
なぜ、私にはこのような試練が訪れるのか。どうして父、母の行動によって私はここまで苦しまなければならないのかと、両親を恨んだりもしました。
にもかかわらず、それでも家族のことだから…と思い、私が必ず成功して全部返さなければと思っていました。
そのなかでも父の債権者の取り立ては続き、私は必ず返すとしか答えられませんでした。その取り立ては最近まで繰り返されていました。
5年前も今も、私の父の借金の情報を提供している方について申し上げたいです…。
父が借りた元金は2億ウォン(約2000万円)で、父と私が1.1億ウォン(約1100万円)は返しました。
しかしこれは利息でしかなく、元金は1ウォンも返済していないそうです。では、いくら返さなければならないかと聞くと、利子は継続して増えており、現在は4億ウォン(約4千万円)を超えると言いました。
私の父の借金は30億ウォン(約3億円)で、私にはこんな方が1人や2人ではありません。私は父の借金を… 元金を返すだけでも手一杯なのに、父が2億ウォンを借りて、1.1億ウォンを返したのに4億ウォンが残っているそうです。
私は高校生の時から今まで6人の家族について責任を持ち、今は夫と子どもたちを含めた2つの家庭を担っています。
私1人でするのはとても大変で苦痛でしたが、母、父、お姉さん、弟たち、夫にも誰にも伝えず、誰にも大変なそぶりを見せずに責任を負おうとしました。
しかしこれ以上はとても大変です。私も一息つきたいです。
父の借金に対する取り立ては、私の子ども時代から10年以上も続くので、もう私の精神さえも完全ではない状態にまでなりました。
精神科に通うほど眠れなくなったのはずいぶん前のことです。すべてが大変な状況です。
母親が税務管理を誤ったのは、当時の代表だった私が責任を負うのが筋です。税金はすべての人に約束したように必ず完納します。
しかし、父の借金はこれ以上私の手に負えない問題だと考え、私がその部分を負わないこととして、お互いの人生を生きることに決めました。
父のせいで長い間傷ついている方々、本当に申し訳ありません。
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