“コロナの合併症で死亡” 故キム・ギドク監督の映画会社「憶測はやめて」と呼びかけ

2020年12月15日 話題 #韓国映画

映画制作会社「キム・ギドクフィルム」側が、故キム・ギドク監督に関する憶測をやめてほしいと訴えた。

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「キム・ギドクフィルム」は12月15日、「故キム・ギドク監督に関して、確認されていない憶測が事実のように報道されていることに深い遺憾の意を表し、正確な事実をお知らせします」と始まる立場文を伝えた。

立場文によると、「故人はラトビアで新型コロナに感染、約2週間の最善の治療を受けたが、治療中に発見された心臓の合併症で12月11日に他界した。家族は故人と連絡を取りながら治療の状況を聞いており、悲報を受けて大きな苦痛と悲しみに陥っている」という。

また、「新型コロナの影響で葬儀に関する困難があり、その権限の一部を駐韓ラトビア大使館に委任したが、すべてを委任した事実はない。葬儀は大使館の支援を受け、遺族が行う予定だ」と説明した。

2017年に、刑事事件に巻き込まれたことについてはこう伝えている。

「女優Aは2013年に映画撮影における暴行、強要および強制わいせつ致傷容疑などで故人を告訴した。しかし、検察は演技の指導のためにAの頬を殴った行為だけ暴行の疑いがあると判断し、罰金刑で略式起訴しただけで、世間が関心を寄せた強要および強制わいせつ致傷などについては嫌疑なしと処分し、事件はそのまま終結しました。

事実と異なる憶測でしかない一部の報道と、故人の名誉を傷つける悪質なコメントが、衝撃的な悲報で悲しみに沈んだ遺族をさらに深く暗い苦痛の中に追い込んでいる。遺族のために、無分別な憶測と非難を慎んでほしい」

最後には、「映画に人生を捧げた故キム・ギドク監督のために、冥福を祈ってくださった皆さんに心から感謝する」と付け加えた。

キム・ギドク監督は12月11日、ラトビアで新型コロナの合併症で死亡し、世間に衝撃を与えた。

故キム・ギドク監督

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