青春ドラマで輝いた20~30代の韓国若手俳優3人、その後の活躍も期待できる理由

2020年11月04日 話題

20代、30代の若手俳優がドラマで特別な存在感を誇っている。

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彼らは刺激的なテーマの愛憎劇やジャンルものではなく、自分の話ともいえる青春ドラマの主人公を演じ、純粋ながらも魅せる演技で視聴者たちの心を捕らえた。

最近、韓国で放映終了したSBSのドラマ『ブラームスが好きですか?』(原題)は、クラシックを専攻する音大生たちの夢と愛の物語を描いた作品で、最高視聴率6%台を維持して人気を博した。

実際にクラシック音楽を専攻した脚本家が執筆し、キム・ミンジェとパク・ウンビンという2人の若手俳優を前面に押し出して、しっかりとした展開と繊細な演出で穏やかながらも響きを与えるロマンスをプレゼントしたという好評を受けた。

(写真提供=YAMYAMエンターテインメント、YUE HUAエンターテインメント、VAROエンターテインメント)左からキム・ミンジェ、イ・ドヒョン、ピョン・ウソク

このドラマで大きく注目されたのは、俳優キム・ミンジェだ。『ブラームスが好きですか?』はキム・ミンジェの初主演ドラマだったが、ワールドクラスのピアニスト役を無理なく消化し、たしかな存在感を示した。

キム・ミンジェは音大生を演じるために数カ月間、ピアノを猛練習し、同じジャンルの多くのドラマを研究したという。実際の音大生やピアニストがキム・ミンジェのピアノの演奏を見て、代役なしであったことに驚きを隠せなかった。また29歳が経験する夢と愛に対する悩みと複雑な感情線を繊細によく表現したという評価を受け、スペクトルが広い俳優として再注目された。

(画像提供=SBS)『ブラームスが好きですか?』のキム・ミンジェ

イ・ドヒョン、ピョン・ウソクも好演!

9月21日からJTBCで放送中の『18アゲイン』(原題)のイ・ドヒョンも、新人らしくない演技で注目されている。まだデビュー3年目に過ぎない新人ながら、生き生きとした学生の演技だけでなく、成人のキャラクターも上手く消化し、お茶の間の“有望株”として浮上した。

イ・ドヒョンが『18アゲイン』で引き受けた役割は、18年前の体に戻った若いホン・デヨウン(演者ユン・サンヒョン)だ。18年前に戻って息子と娘に会い、まともな父親の役割をしてみたり、夫人チョン・ダジョン(演者キム・ハヌル)と新たなロマンスを繰り広げたりする姿が、まったく違和感ないと好評を博している。

今ではイ・ドヒョンの魅力がドラマの見どころの1つとなった。実際に彼は父親を演じるために、「自分の両親、友人の両親とたくさん会話を交わして研究し、俳優ユン・サンヒョンの姿も表現できるように話しかたや行動などを注意深く観察し、可能な限り反映するようにした」と述べた。

(画像提供=JTBC)『18アゲイン』のイ・ドヒョン(右)

ネットフリックスでも配信中の『青春の記録』に出演した俳優ピョン・ウソクも、存在感のある若手スターとして注目を集めた。

共演したパク・ボゴム、パク・ソダムに比べると、ピョン・ウソクはドラマで見慣れないが、すでにデビュー4年を迎えた。劇中、モデル出身の俳優の役を演じたが、実際にも彼はモデルから俳優に転向した。劇中に演じたウォン・ヘヒョは金持ちの出身で、サ・ヘジュン(演者パク・ボゴム)の親友であり、サ・ヘジュンの彼女アン・ジョンハ(演者パク・ソダム)に片想いする人物だ。

彼は親友サ・ヘジュンが自分の片想いするアン・ジョンハの恋人であるうえに、一気にスターとなる姿を見て、微妙な嫉妬心を感じる演技を上手く消化した。特に勝負欲が強いながらも母親との葛藤など、成功のための“成長痛”を経験する内面の変化を安定的に表現したという評価を受けた。

ウォン・ヘヒョというキャラクターを演じるためにピョン・ウソクは、「自分の実際の経験を投影して最大限、共感しながら引き出した」と説明した。

(画像提供=tvN)『青春の記録』

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