ドラマ『天国の階段』で知られる俳優クォン・サンウが、ドラマ復帰を控えて窮地に追いやられた。
2020年下半期に韓国で放送予定のSBS新ドラマ『飛べ小川の竜』(原題)で、ドラマ復帰を控えたクォン・サンウに突然のように賭博疑惑が浮上した。
去る9月20日、とあるユーチューバーが自身のYouTubeチャンネルを通じて、クォン・サンウと芸人カン・ソンボムの賭博疑惑を提起した。そのユーチューバーは15年前の2005年、歌手シン・ジョンファンがソウルの違法カジノで検挙された当時、現場にクォン・サンウがいたと主張した。
そんな疑惑に対してクォン・サンウ側は、即座に一戦を引いた。
クォン・サンウの所属事務所側は9月21日、「クォン・サンウが過去に賭博をしたという主張は事実ではない」と発表した。クォン・サンウは疑惑をすぐに否定したが、ドラマ『推理の女王シーズン2』以来、2年ぶりのドラマ復帰を控えたなかで物議を醸したことになる。
クォン・サンウは出演予定のドラマ『飛べ小川の竜』で、高卒出身の国選弁護士パク・テヨンに扮し、独特の人間味あふれるコミカルな演技を披露する計画だ。強力なコネもスペックもないが、厚かましさと正義感を武器にした人物で、クォン・サンウのユニークさと愉快なエネルギーが十分に発揮されると期待を集めた。
しかし愉快な劇中の役割とは違い、ドラマ復帰を控え、芳しくない疑惑が浮上したこと自体が、小さくない衝撃を与えている。クォン・サンウの賭博疑惑は、文字通り“疑惑”のレベルだが、それ以上の憶測やデマが拡散されており、明確な事実を伝えるためにもクォン・サンウ側の具体的な解明が必要だとの声が出ている。
クォン・サンウと一緒に賭博疑惑を提起されたカン・ソンボムは、多くのメディアとのインタビューで疑惑を否定した。はたしてクォン・サンウも、今回の疑惑を積極的に詳しく解明するのか、注目されている。
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