TWICEへの誹謗中傷37件を告訴へ…韓国では厳罰化を求める声相次ぐ

2020年08月20日 話題 #TWICE

JYPエンターテインメントが、TWICEへの誹謗・中傷37件に対する告訴を行った。

【全文】「中には性的な嫌がらせも」人気アイドルが苦痛訴える

同事務所は20日、「告訴事例には悪質コメントのほか、TWICEの名誉を毀損するほど深刻な書き込みが掲載されたコミュニティ及び特定のブログも含まれている」とし、「これに対する民事・刑事上で可能なすべての法的措置を勧める予定」と明らかにした。

さらに「JYPは今後も悪質なコメント、虚偽事実の流布などを通じてアーティストの名誉を傷つけ、活動を妨害する行為などに対して善処なく強硬な法的対応を続ける方針」と伝えている。

JYPエンターテインメントは今年の6月にも、TWICEの公式SNSを通じて「根拠のない虚偽事実が作成・流布・拡散される事例が継続的に発生している」とし、「証拠を確保し、作成者および流布者を対象に虚偽事実の流布、名誉毀損及び業務妨害罪なので告訴・告発を進行した」と明らかにした。

(写真提供=JYPエンターテインメント)

また、昨年10月にも「TWICEに対する悪質なコメントや、アーティストの名誉を傷つける悪意のある書き込みを告訴した」と伝えている。

継続的な法的対応を行ってはいるが、名誉毀損や侮辱罪は略式起訴され、罰金刑に終わる場合が多い。懲役刑が出たとしても、執行猶予を受ける場合がほとんどだ。

このため、世間では悪質な書き込みに対する処罰を強化しなければならないという指摘が続いている。

実際に韓国では昨年2月、最高裁・量刑委員会で、悪質な書き込み関連の犯罪に最大3年9カ月の懲役刑を言い渡せるようにする量刑基準案が議決された。

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