韓国人男性と離婚した元フランス人女性タレントの嘆きが話題「養育費を一銭も…」

2020年08月17日 話題

韓国でタレント活動したイダ・ドシ(Ida Daussy)が、養育費を払わない親を告発する「バッドファーザーズ」に元夫を登録した理由を公開した。

8月16日に放送された韓国のSBSスペシャル「お父さんを告発します」編では、離婚後、育児を担当する配偶者に養育費を与えない親と、それによって苦しむ家族の話が放送された。

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その放送では、1990年代にぎこちなくも愉快な話術で愛されたフランス人タレントのイダ・ドシが出演し、注目を集めた。

彼女は1992年に韓国語を学ぶために延世(ヨンセ)大学・語学堂を訪れ、フランス語を教えていた7歳年上の韓国人男性と1993年に結婚、2人の息子を産んだ。その後、1997年に韓国国籍を取得した。しかし2010年、長い葛藤の末に離婚。その後10年間、2人の息子のための養育費を一銭も受け取っていないと主張した。

愛する人のために母国フランスの国籍を放棄し、韓国で生まれ育った子供たちのために韓国に滞在している彼女にとって、あまりに胸が痛む状況だ。

「子供たちに一度も連絡さえしなかった」

イダ・ドシはSBSスペシャル取材陣とのインタビューで、「離婚当時、長男は12歳、二男は5歳だった。離婚を決め、養育費に関する合意をした。2012年から2023年まで、すなわち子供が成人するまで養育費を支給するという内容だった」と述べた。

(画像=SBS)番組に出演したイダ・ドシ

しかし2人の息子が育ち、長男が成人になる間、元夫は一銭の養育費も払わなかった。

彼女は「離婚後、一度も何ももらったことがない。最初は少し待っていた。相手も離婚のショックで大変だろうし、バランスが取れれば養育費を送ってくれると思った」とし、「しかし一度も養育費を払わず、子供たちにも一度も連絡さえしなかった」と述べた。

イダ・ドシは「養育費を払ってと電話して、また争いたくなかった。私は毎日、子供を育てるという責任だけで生きてきた」と述べた。

彼女は最終的に、非養育者から養育費を受け取ることができるよう支援する養育費履行管理院が2015年に設立されると、すぐに訪ね、養育費訴訟を進行したが、元夫が外国にいて経済的な余裕がないという理由で養育費を受け取ることができなかった。

「養育費は子供たちのもの」

彼女は、養育費を払わない人を登録する「バッドファーザーズ」のサイトに元夫を公開した。

イダ・ドシは「元夫を“バッドファーザーズ”に公開することになって、申し訳ない。しかし養育費は、私に支払わなければならないお金ではなく、子供たちのための永久的な負債だ。もともと父親が子供に責任を負うべき債務であるため、当たり前にしなければならない。私も大韓民国の母親だ。子供たちのためにも、あきらめない」と述べた。

イダ・ドシの元夫は大腸癌を患ったが、2008年に完治の判定を受け、離婚後、海外に住んでいるとされる。女手ひとつで子供を育ててきたイダ・ドシは、2019年8月に国内で勤務するフランス人と再婚した。

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