BTS(防弾少年団)が所属するBig Hitエンターテインメントの教育法人「Big Hit Edu」と「韓国国際交流財団」(以下、KF)、そして「韓国外国語大学」が業務協約を締結する。
3社は8月12日、ソウルKFグローバルセンターにて業務協約式を行い、海外での韓国語学習活性化のために本格的に乗り出す。
今年の秋学期からは海外の大学に「Learn! KOREAN with BTS」を活用したeスクール韓国語講座を開設する予定だ。
Big Hit Eduが製作した韓国語教育コンテンツ「Learn! KOREAN with BTS」は、韓国外国語大学のホ・ヨン教授の研究チーム(韓国語コンテンツ研究所)が開発と監修に参加し、8月24日に図書パッケージが発売される。
BTSのコンテンツを再構成、メンバーたちがよく使う表現を通じて海外ファンがハングルと基本表現、韓国文化を楽しく学べるようになっている。
2011年からeスクール事業を通じて海外の大学に韓国学および韓国語オンライン講座を提供してきたKFのイ・グン理事長は次のように述べた。
「BTSを代表とするK-POP、映画『パラサイト 半地下の家族』など、韓国のコンテンツが世界的に認められ、韓国語に対する関心が急激に高まっていることを実感する。このような時点で披露する『Learn! KOREAN with BTS』講座は、海外の韓国語学習をより活性化し、韓国語と韓国文化の魅力を伝えるのに大きく貢献するはずだ」
また、Big Hit Eduのチェ・ヨンナム代表は「海外の大学で『Learn! KOREAN with BTS』を韓国語教材として採用するのは励みになる。KFと韓国外国語大学は我々のコンテンツに対する高い理解を持つパートナーであるため、これからより大きなシナジーを作っていけると期待する」と明かしている。
「海外の多くの大学が『Learn! KOREAN with BTS』の講座に高い関心を示している」と言うキム・インチョル韓国外国語大学総長は、「我が校と関係を結んでいる海外の大学のみならず、韓国語講座を運営しているいくつもの大学とも協議中。新型コロナの状況が良くなる次第、KFと共にオフライン講座も拡大する予定なので、開設講座と学校はずっと増えるはずだ」とコメントした。
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