セクハラ疑惑で命を絶った韓国俳優の死から2年…MeToo暴露した女性被害者が心境語る

2020年07月31日 話題
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セクハラの容疑で警察の調査を受けた俳優チョ・ミンギが自ら命を絶ってから2年が過ぎたなかで、「MeToo」を暴露した女性被害者のインタビューが公開された。

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7月30日に放送されたJTBCの『イ・ギュヨンのスポットライト』では、故チョ・ミンギからセクハラ被害を受けた女性のインタビューが報じられた。

彼女は「チョ・ミンギの死の知らせを聞いたその日を正確に覚えている。一生忘れられない」と話し始めた。

「私にとって最も痛みを伴う時期を挙げれば、彼の死後の日常」と述べた。そして「悪質なコメントの内容は全部同じ。“美人局”というもの」と明かした。

セクハラの状況についても語る

彼女はチョ・ミンギからセクハラを受けた状況についても語った。

被害者は「チョ・ミンギは授業中、演出だとしながら太ももの内側を撫で、それを避けると拳で殴った」とし、「手を握って足を触り、背中を撫でたりした。“お前は年上の男に会ってみなければならない”と言った。“私を利用してその練習をしてみろ”とも。そのようなことが4年にわたってあった」と述べた。

(画像=JTBC)インタビューを受ける女性被害者

またチョ・ミンギの死後、2次加害に悩まされたと伝えた。

彼女は「加害者が自殺してから最初に見たコメントは、“清州(チョンジュ)大学の×××はパーティーだね”という文章だった」とし、「私は彼が死ぬことを望んで、このこと(MeToo)をしたわけではないのに、なぜ彼が消えて私が幸せだと思うのかがわからない」と述べた。

続けて「本当に毎日のように24時間、MeTooが人を殺したというコメントを見ていると、“ああ本当に私のせいで死んだのか?”とまで考えてしまう」と明らかにした。

悪質なコメント、侮辱、脅迫まで2次加害は、ひどくなる一方だったと述べた。

ますますひどくなる2次被害

被害者は「“夜道に注意してください”、“あなたをどうしてくれようか”といった脅迫性の匿名メッセージが来た。すべて2次加害として告訴するために、資料として収集した。その資料を収集するにはコメントを読むしかなく、一日に数百、数千のコメントを見ながら、材料を集めた。ただ最終的に、2次加害者の告訴はしていない」と語った。

その理由について「なぜなら“また死んだらどうしよう”と思ったから」と話し、チョ・ミンギの死後、トラウマが生じたことを伝えた。

続いて彼女は、「私が知っている職場の上司が“(加害者が)死んでから気持ちがどうか”と尋ねたことがある。それで…“虚しいです”とだけ言って逃げた」とし、「それまではただ画面を通して、その文章を見ていた。自分が知っている人が、自分に匿名の人たちと同じ言葉を投げかけたとき、本当に世の中が崩れるような思いになった。本当に」と、切ない言葉を残した。

数々のドラマや映画に出演していた俳優チョ・ミンギは、2010年3月に清州大学・演劇学科助教授に正式採用され、2015年から助教授を務めていた。

2018年2月20日、チョ・ミンギが在職中、学生にセクハラしたという疑惑が報じられた。チョ・ミンギは同年3月に警察の調査が予定されたが、住んでいたアパートの駐車場倉庫で死亡したまま発見された。

故チョ・ミンギのセクハラ事件は、“公訴権なし”で捜査が終結している。

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