韓国KBSの“女子トイレ盗撮事件”、犯人は「芸人」との報道が出て波紋が広がる

2020年06月02日 話題

韓国の公営テレビ局KBSの本社ビルの女子トイレに隠しカメラを設置して摘発され、6月1日に自首した容疑者が、KBS公開採用出身の芸人であるという報道が出た。

【注目】韓国KBSの女子トイレから隠しカメラ発見…「ガッカリした」との声

6月2日、『朝鮮日報』の報道によると、KBS本社の女子トイレに隠しカメラを設置したA氏は、2018年7月に行われたKBS公開採用出身のフリーランスの芸人だった。

A氏は盗撮事件の捜査が進行中だった6月1日未明、警察に自首した。警察は「KBS本社研究棟の女子トイレにこっそり入り、携帯用バッテリーの形をした隠しカメラを設置したA氏が1日未明、警察に出頭して自首した」と明らかにした。

「KBSの男性職員」との報道もあったが…

A氏が隠しカメラを設置した建物には、最近長期休止に入ったKBSのバラエティ番組『ギャグコンサート』の練習室などがある。

去る5月29日にKBS所属のプロデューサーが隠しカメラを発見して警察に通報しており、同日は長期休止に入る『ギャグコンサート』出演陣が最後の練習のために集まった日だったという。

一方、『朝鮮日報』は前日、「KBSトイレ盗撮、犯人はKBSの男性職員だった」というタイトルの記事を報道した。

これに対してKBSは公式立場として「警察側に容疑者が職員かどうかの事実関係を確認した結果、職員ではなかった」とし、「『朝鮮日報』の記事に対する法的措置を行う予定」と強硬な対応を予告した。

(写真=JTBC放送画面)KBS

KBSの職員とされた理由は、KBSの公開採用コメディアンに対する理解が不足していたために発生したと考えられる。

KBS公開採用でコメディアンになると、1年間KBSと専属出演契約を結び、新人芸人たちは『ギャグコンサート』などのバラエティ番組に出演する。1年の契約が満了した後、他のエンターテイメント会社と専属契約を結ぶなど“独り立ち”する。

自首した容疑者A氏もKBS公開採用でコメディアンに選抜された後、『ギャグコンサート』に出演していたとされている。

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