TWICEやNiziUが所属するJYPエンターテインメントの設立者パク・ジニョン(J.Y. Park)が、李在明(イ・ジェミョン)大統領直属の「大衆文化交流委員会」共同委員長に内定した。
韓国大統領室のカン・フンシク秘書室長は9月9日のブリーフィングで、パク・ジニョンの共同委員長内定を発表。「韓国を代表する歌手の一人としてK-POPの世界進出に尽力してきた。世界の人々がより多くわたしたちのポップカルチャーを楽しみ、また我々も海外の多様な文化に触れ、文化が花開く国づくりに寄与するだろう」と選定理由を説明した。
これに対し、パク・ジニョンはSNSで「エンターテインメント業界の従事者として政府の仕事を担うのは多方面で負担が大きく、慎重に熟考した。しかし、いまK-POPは特別なチャンスを迎えており、この機会を必ず生かすべきだと考えて決心した」とコメント。
さらに「現場で感じてきた制度面の課題を整理し、実効的な支援につなげたい。後輩アーティストにより多くの好機が巡るよう最善を尽くす。K-POPが一段の跳躍を果たし、韓国文化を知らしめることを越えて、世界の相互理解と交流の場となるようにしたい」と抱負を語った。
内定のニュースを受け、投資家の関心も上昇。10日、JYP株は8万0100ウォンで始まり、午後1時30分時点で7万6700ウォンの水準となっている。
パク・ジニョンの起用とJYPエンタの業績改善期待が重なり、K-POPの世界的な影響力拡大とともに、同社の成長可能性への期待感も一段と高まっている。
パク・ジニョンは最後に「多く悩んだ末に始める仕事であるだけに、皆さまの助言と応援をお願いしたい。そして、この仕事を共に担ってくださるチェ・フィヨン文化体育観光部長官に心から感謝申し上げる。おかげで勇気を出すことができた」と心境を明かした。
(記事提供=OSEN)
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