ボーイズグループ神話(SHINHWA)のメンバー、イ・ミヌが26億ウォン(約2億8000万円)詐欺被害の痛みを克服し、良いニュースを伝えた。
去る7月25日、イ・ミヌは自身のSNSに自筆の手紙を投稿し、ファンに結婚のニュースを伝えた。
彼は「今日は神話創造(シンファチャンジョ、神話のファンネーム)に1番先に伝えたいことがあってこうしてペンを持った」として、「最近さまざまなことを経験しながら家族の意味を再確認し、大切な縁を結んだ方とお互いの気持ちを確認した末、家族になることにした」と明らかにした。
続けて、「突然のニュースに驚いたであろう神話創造のことを考えながら、たくさん悩んだ」として、「誰よりも1番大切にしている神話創造にお祝いしてもらいたくて気持ちを込めて伝える」と告白した。
イ・ミヌは「神話としてデビューして、情熱があふれた10代と20代、30代を過ぎて今に至るまでファンの応援と愛をもらった」として、「辛いときも多かったが、ステージのうえでのすべての瞬間は幸せだった」とファンへの切ない気持ちも伝えた。
これでイ・ミヌはエリック、チョンジン、エンディに続き、神話のメンバーのうち、4人目の既婚者となった。彼の電撃発表にファンはもちろん、芸能界の同僚たちのお祝いも続いている。彼の結婚ストーリーは8月初めにKBS2のバラエティ番組『家事をする男たち』シーズン2を通じて公開される予定だ。
しかし、今回の結婚のニュースは単なる喜ばしい出来事以上のものだ。2019年、イ・ミヌはソウル江南(カンナム)のある居酒屋で20代女性の両頬をつかんで強制的にキスをしたという疑いで通報された。
当時、所属事務所は「屋台の飲み会で起きたハプニングだ」と釈明し、当事者間の誤解は解け、結局イ・ミヌは嫌疑なしの処分を受けた。
しかし、その直後、さらに衝撃的なことが起こった。実姉の友人であり20年来の知人であるA氏に「検察に人脈がある」という嘘に騙され、26億ウォンの詐欺被害を受けたのだ。
1、2審の裁判所はA氏に懲役9年とともに26億ウォンの追徴を命令し、現在事件は最高裁の破棄差戻しにより、ソウル高等裁判所で再審が行われている。
経済的な打撃だけでなく、精神的、肉体的苦痛も伴った。イ・ミヌは3月、「深刻なストレスによって神経が損傷し、顔面麻痺、腕挫傷の症状を経験した」として、「治療に最も重要な時期を逃した状態で数年間治療を続けている」と明らかにした。
それでも彼は立ち直した。物議と傷を乗り越えて、回復に専念した末、人生の第2幕の扉を開いた。ファンに真っ先に気持ちを伝えた彼の結婚のニュースにお祝いが殺到している。彼が作っていく新しい家庭と今後の活動に関心が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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