BLACKPINKのコンサートで視野制限席をめぐる不満の声が上がるなか、所属事務所であるYGエンターテインメントが謝罪と今後の対応方針を明らかにした。
YGエンターテインメントは7月7日、「先週末に行われたBLACKPINKのコンサートにおいて、N3エリアの座席からステージの視界が制限され、観覧に支障をきたした点について深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を表明した。
続けて「当該エリアの前方には音響・照明コンソールが設置されており、ステージが見えづらい状況を改善するため、観客のためにLEDスクリーンを追加設置しましたが、当社の意図とは異なり、不便をおかけする結果となりました」と説明した。
さらに「当該エリアに関する不便を報告された方々を対象に、後続の対応措置を進めていく予定です。詳細についてはチケット販売元を通じてご案内いたします」とし、対応を行う方針を明かした。
最後に、「今後はより細やかに観覧環境を考慮し、より良い公演体験を提供できるよう最善を尽くしてまいります」と締めくくっている。
BLACKPINKは7月5日・6日の両日、京畿道・高陽(コヤン)総合運動場のメインスタジアムでワールドツアー「BLACKPINK WORLD TOUR 'DEADLINE' IN GOYANG」を開催。約1年10カ月ぶりに4人揃った“完全体”ステージとあって、世界的にも大きな注目を集めた。
しかし、一部の観客からはN3エリアなど視野制限席に関して「スクリーンの背後だったためステージがほとんど見えなかった」との苦情が相次ぎ、SNS上でも話題となっていた。
YGエンターテインメントの発表全文は以下の通り。
◇
こんにちは。YGエンターテインメントです。
先週末に行われたBLACKPINKのコンサートにおいて、N3エリアの座席からステージの視界が制限され、観覧に支障をきたした点について、深くお詫び申し上げます。
当該エリアの前方にはコンソール(音響・照明設備)が設置されており、ステージが見えづらい環境を改善するため、観客の皆様のためにLEDスクリーンを追加設置いたしましたが、当社の意図とは異なり、不便をおかけする結果となりました。
これに伴い、当該エリアに関する不便をご報告いただいたお客様を対象に、後続の対応措置を進めてまいります。詳細につきましては、チケット販売元を通じてご案内いたします。
今後は、より細やかに観覧環境を考慮し、皆さまにより良い公演体験を提供できるよう、最善を尽くしてまいります。
ありがとうございます。
前へ
次へ