NCTのドヨンが、6月9日に2ndアルバム『Soar』でカムバックする。
昨年4月にリリースした1stアルバム『YOUTH』で、圧倒的な歌唱力とメッセージ性、ソロアーティストとしての個性を証明し、ソロデビューを成功させたドヨン。“K-POPを代表するボーカリスト”としての地位を確立した彼が、2ndアルバムでどのようなメッセージと感動を届けてくれるのか注目されている。
ドヨンは1stアルバム『YOUTH』で青春の揺れ動く感情を歌い、共感と成長を分かち合った。2ndアルバム『Soar』では、そこから一歩踏み出し、ともに飛翔するというテーマが込められている。ドヨンにとって音楽とは夢の出発点であり、成長と実現を可能にした原動力だ。そのため今作には、彼の音楽を聴く人々にも“夢を見る力”を届けたいという思いが込められている。
タイトル曲『Memory』は、共に過ごした輝かしい瞬間が長く記憶に残るようにと願いを込めた楽曲。また、飛翔に向けて羽ばたく準備をする『Wake From The Dark』、暗い夜明けの果てに照らす一筋の光になりたいという気持ちを表現した『Be My Light』、一度くらい道に迷っても大丈夫と語りかける『First Step』など、すべての収録曲に温かく希望に満ちたメッセージが込められている。
さらに、心の奥に秘めた想いを打ち明ける『Just Friends』、自由や夢の前で揺れ動く矛盾した感情を描いた『Luminous』、不確かな世界の中でも自分を守ろうと懸命に生きる人々への癒しを込めた『Still』、黙ってそばにいてくれた大切な人々への感謝を綴った『Sonnet』、苦しい人生に寄り添うような『Sand Box』、そして、未来での再会を約束する『Eternity』まで全10曲を通して、様々な感情や物語を丁寧に描き出している。
『Soar』には、ドヨンの想いをより真摯に届けるため、一流アーティストたちが多数参加している。YBのユン・ドヒョン、Jaurimのキム・ユナ、NELLのキム・ジョンワンといった韓国ロックシーンの象徴的ミュージシャンをはじめ、作詞家キム・イナ、プロデューサーのソ・ドンファン、LUCYのチョ・ウォンサンなど、実力派クリエイターたちが集結した。個性も音楽性も異なる彼らとのコラボレーションにより、ドヨンはより豊かで深みのある音楽スペクトラムを表現している。
特にK-POPを代表するグループ・NCTのドヨンと、韓国ロック界を牽引するアーティストたちのタッグは、音楽ファンの大きな注目を集めている。さらに、彼らの制作過程を収めたレコーディング映像も順次公開され好評を得ている。ユン・ドヒョン、キム・ユナ、キム・ジョンワンがそれぞれ語る楽曲の意味や制作エピソード、ドヨンに向けた心のこもった応援メッセージ、そしてレコーディングスタジオでの様子など多彩なシーンが公開されるたび、アルバムへの期待感が一層高まる。
ドヨンは「夢」と「日記帳」をキーワードに、2ndアルバム『Soar』のメッセージを伝える様々なプロモーションを展開している。“夢の中の物語を覗く”というコンセプトのハイライトメドレー動画『In a Soar dream』は、温かみのある感性と繊細な演出で好反応を得ている。また、2ndアルバムのテーマを反映し、ドヨンが“夢を見て作業する空間”を再現した「ドヨンの部屋」も注目を集めた。ここではアルバムの世界観に没入できるだけでなく、訪れた人が自分自身の夢を記録できる参加型コンテンツも用意されており、好評を得た。9日間の開催期間中、すべての時間帯の予約枠が完売するなど、関心の高さを証明した。
さらに6月6日から8日には、ソウル・益善(イクソン)にあるSweet Spot Stageにて、展示型リスニングイベント「Listening Experience」が開催される。“夢の日記帳”をテーマにした空間に、アルバム10曲の音源の一部と、その楽曲の雰囲気を視覚化した写真・オブジェ・インスタレーションアート・メディアアートなどが展示され、より深い没入感を提供する。この展示は、ドヨン自身が企画と構成に携わっており、NCTメンバーのジャニーと共に撮影した写真展示も見どころとなっている。タイトル曲『Memory』を再解釈した映像や、インスタレーションアートなどが融合し、『Soar』の世界観を感覚的に楽しめる特別な展示となるだろう。
なお、ドヨンの2ndアルバム『Soar』は、6月9日午後6時より各種音楽配信サイトで全曲配信がスタートする。
(記事提供=OSEN)
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