現在放送中の韓国の人気ダンスサバイバル番組、"スウパ”こと『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』(以下、『スウパ』)に出演しているHoney J(ハニー・ジェイ)、Lip J(リップ・ジェイ)、Leejung Lee(リジョン)が、ウェブバラエティ『サロンドリップ2』に登場し、リアルな心境を明かした。
すでに一度伝説を残した彼女たちに、再び挑戦しようと思った理由を尋ねると、Honey Jは「当時の記憶が美化されすぎていた気がします。時々、“なんでまた出演するって言ったんだろう?”と毎日のように口にしています」と笑いと切なさが混じった本音を語った。さらに、「最初の撮影を始めた瞬間“そうそう、こうだった…”と思い出して、なぜまた出演を決めたのか、改めて考えるようになりました」と付け加えた。
また、シーズン1の放送を見返したことがあるかという質問に対し、Honey Jは「正直トラウマがありました。ミッション発表時に流れるサウンドを聞くだけでもPTSDのような症状が出るほどでした」と当時の精神的負担を打ち明けた。しかし「今振り返ってみると、感謝すべきことも多く、結局は良い記憶だけが残った」と語り、再挑戦に踏み切った理由を明かした。
今回のシーズンで再会を果たしたRIHEY(リヘイ)との関係についても触れられた。Honey Jは「別れた昔の恋人と再会したような感じでした。2人でいるとぎこちないほど」と率直に語り、「練習初期には沈黙が生まれないように、無理やり他愛もない話をしていました」と明かした。続けて「以前は私が1人で振付を考えていたけど、今はRIHEYが積極的に意見を出してくれます。本当に素敵に成長したんだなと感じて胸が熱くなりました」とし、「今はお互いにとってとても心強い存在になったし、惜しみなく褒め合える関係になった」と感動をにじませた。
Honey Jは「『スウパ』以前はチームの間に派閥のようなものがあって、後輩たちも気を遣っていました。イベントに一緒に出られないほどではなかったけど、そんな雰囲気でした。でも今シーズンでは一緒にイベントに出演するようになり、少しは打ち解けられました」と明かした。
また、Honey Jが涙ながらに「この番組、嫌い」と話したシーンについても率直に明かした。「最初から泣いていたわけではなく、最高のMCに“つまらない”と話す感じでした」と説明し、「必死にメンタルを保っていたけど、少しずつ心に傷を負っていた」と心境を明かした。その場面を見守っていたLeejung Leeは「お姉さんはすでに頂点にいる人で、それを維持し続けている。そんなお姉さんが泣いているのを見て、私も我慢できませんでした。普段泣かないのに、私のほうが泣いてしまった」と振り返った。Honey Jは、「それだけ全てを注ぎ込んで、本気で挑んでいるからこそ、涙が出た」と熱い気持ちを語った。
心からダンスに向き合う彼女たちの物語を通して、『スウパ』は単なるダンスサバイバル番組ではなく、彼女たちの“人生そのもの”になりつつある。
(記事提供=OSEN)
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