K-POPガールズグループ出身の韓国女優が鼻の整形を告白して注目を集めている。
JEWELRY(ジュエリー)出身の女優イェウォンは4月7日、自身のYouTubeチャンネルに「何かが変わった雰囲気を漂わせつつ…7カ月ぶりにカムバック」というタイトルの動画を投稿した。
動画でイェウォンは、「思ったよりも『鼻を整形したのでは』というコメントが多かった」とし、「もうみんな知っていることを嘘ついても仕方がない。隠すことじゃない」と率直な姿勢を見せた。
動画に一緒に出演した知人は、「きれいになりたいという理由もあるだろうけど、年齢のわりに童顔でかわいらしい印象がずっと続いていたから、ストレスがあったのではないか。演技の幅も限られてしまって」と、イェウォンの葛藤を代弁した。
するとイェウォンは「違ったイメージを持たれたかった。大人っぽさをスプーン一杯くらい加えたかった」と整形の理由を明かした。また、「『なぜ整形したのか』と言う人も多い。以前の顔を好きでいてくれる人もたくさんいるけど、私は赤ちゃんのような印象をなくしたいという思いが強かったので、鼻先を少し上げた」と説明した。
堂々と整形を告白したイェウォンに対して、ファンらは「直すところなんてないのに」「可愛くなりました」「個人の満足なのだから良かった」といった反応を示した。
韓国では近年、イェウォンのように整形したことを堂々と告白する人が増えている。
最も有名なのは、女優のホン・スアだろう。彼女は様々なバラエティ番組に出演し、「私は本当に(整形を)すべてやった」と語って話題を集めた。
ホン・スアは「中国活動をしながら二重まぶた手術もして、いろいろな整形もたくさんして顔が変わった。中国の方々が好きなスタイルになったのも事実であり、代わりに韓国の方々には非難をたくさん受けたりもした」とし、「私は後悔しない。とにかく中国で、それくらいやりたかった作品にたくさん出演できた。女主人公として、深い演技を見せられる機会を作ってくれた」と明かしている。
女優のナム・ギュリもラジオ番組に出演した際、「過去に整形した事実を正直に告白して、所属事務所から警告を受けたと聞いたが」と問われると、「(警告を)たくさん受けた。“あまりに正直すぎる”と。それで“事実なのにどうすればいいのですか”と言った」と答え、笑いを誘った。
また、女優出身のカン・ウンビも整形疑惑が浮上した際、「整形は2009年のドラマの後に鼻の手術を1度した」と明かした。
歌手のホン・ジニョンは、鼻を2回、二重埋没法、ボトックス注射などの施術を受けたと明かした。何度も整形しているだけに、「どこをどれだけ整形したらいいのか、一目見ただけでわかる」という特技まで披露したことがある。
母は韓国の国民的女優だった故チェ・ジンシルさん、父は読売ジャイアンツでもプレーしたプロ野球選手の故チョ・ソンミンさんのインフルエンサー、チェ・ジュンヒも整形関連の質問を受けた際、「二重まぶたのインアウト埋没、鼻」と手を加えた箇所を明かした。
お笑い芸人のイ・セヨンは「顔全体を整形しました」と明かすだけでなく、胸の整形も受けているそうだ。
例を挙げれば、枚挙にいとまがないが、整形をタブー視するよりも、自分らしさや満足を重視する姿勢が韓国芸能界では少しずつ定着しつつある。
今後も、自身の変化をオープンに語るスターたちの姿が注目を集めそうだ。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
前へ
次へ