日本女性の“JINキス”事件捜査中止の一方で…BTS事務所が法的措置の進捗を報告、ストーカーに罰金100万円

2025年03月31日 話題 #BTS

BTSの所属事務所BIGHIT MUSICが、悪質な書き込みやストーキングなどに対する法的措置の進捗状況を報告した。

【写真】日本人女性の“JINキス”事件が捜査中止になった理由

3月31日、BIGHIT MUSICは公式ファンコミュニティ「Weverse」を通じて、定期的に行っている悪質投稿者への告訴について最新の対応状況を明らかにした。これまでの法的措置により、複数の加害者の身元が特定され、すでに一部の被疑者には罰金刑が下されているという。

残る被疑者については、送検後に捜査が継続中のケースや、正式な裁判が進行中のケースもあると説明したうえで、「加害者が厳正に処罰されるよう、今後も最善を尽くす」と強調している。

BTS
(写真提供=OSEN)BTS

また、いわゆる“サイバーレッカー(利益を得るためゴシップなどを扱う者たち)”系ユーチューバーとして知られる「タルドク収容所」に対しても法的措置を進めており、1審では約7600万ウォン(約760万円)の損害賠償が認められる判決が下されたことが明かされた。これに対し、タルドク収容所側が控訴したため、現在は控訴審が進行中だという。BIGHIT MUSICは「アーティストに対する違法行為に対しては、当然の責任を取らせるべく、最後まで対応を続ける」との姿勢を崩していない。

さらに、昨年末に発生したストーキング事件についても、今回初めて詳細が公表された。アーティストを狙った深刻なストーキング犯罪が発生し、事務所側はすぐに警察に通報。加害者は現行犯で逮捕され、その後も拘束された状態で捜査と裁判が進められた結果、今年初めに罰金1000万ウォン(約100万円)の有罪判決が確定したという。

この件を受けて、BIGHIT MUSICは「アーティストの安全を脅かす一切のストーキング行為に対して、今後もいかなる寛容もなく厳正に対応していく」と改めて明言した。

加えて、ネット上での悪質な行為に対しても明確な警告を発している。根拠のない悪意ある噂の拡散、アーティストの名誉や人格を傷つける投稿、性的嫌がらせや誹謗中傷、私生活の侵害などはすべて重大な被害をもたらす違法行為であり、法的な処罰の対象になることをあらためて強調している。

こうした声明が出された一方で、同日にはBTSのメンバー・JINにキスをした日本人女性に対する捜査が中止されたというニュースも報じられた。BIGHIT MUSICの毅然とした姿勢と対照的なこの展開に、ファンのあいだでは複雑な思いも広がっているようだ。

【写真】日本女性がJINにキスを試みた決定的瞬間

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