NCTのテンが本日(3月24日)、ソロアルバム『STUNNER』でカムバックする。
テンにとって2枚目のミニアルバムとなる『STUNNER』には、タイトル曲『STUNNER』の韓国語版と英語版を含む、異なる魅力を持つ全7曲が収録されている。
また、音源と併せてユーチューブのSMTOWNチャンネルなどにタイトル曲『STUNNER』のミュージックビデオも同時公開される。
グルーヴィーなリズム楽器とシンセサウンドが調和したR&Bポップジャンルのタイトル曲『STUNNER』は、テンのリズミカルで繊細なボーカルはもちろん、クールな雰囲気のラップやウィスパーも楽しめる。
歌詞には、予想を超える魅力を持った相手に対する気持ちが込められており、対照的に英語版では「自分自身が輝く存在である」という内容を描き、それぞれ異なるメッセージが楽しめる楽曲となっている。
テンは、4月12・13日のソウル公演を皮切りに初のコンサートツアーをスタートし、バンコク、上海、大阪、福岡、東京、名古屋などでも公演を開催予定だ。洗練された音楽と唯一無二のパフォーマンスで、多彩なステージを披露し、“アーティスティック・パフォーマー”としての地位をさらに確固たるものにする見通しだ。
ミニアルバムのリリースとカムバック活動に続いて、初のコンサートツアーにも臨むテンが、新譜『STUNNER』に込めたさまざまな想いを語った。
以下、テンの2ndミニアルバム『STUNNER』に関する一問一答。
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― 2024年2月にリリースした1stミニアルバム『TEN』以来、約1年ぶりのカムバックとなるが、今の気持ちは?
初のソロアルバムで多くの経験を積んだあと、この1年間はこれからどんなことをしたいのか、どの部分をさらに補うべきかを考えながら今回のアルバムを準備しました。『TEN』がどんなジャンルの音楽をやるべきか悩みながら作った作品だとすれば、『STUNNER』はジャンル的にもう少し整理された印象です。それだけ良いアルバムができたと思いますし、僕の新しいアルバムを待っていてくださったファンの皆さんに気に入ってもらえたら嬉しいです。
―今回のアルバムを準備する中で、最も気を配った点は何か?
前作のタイトル曲『Nightwalker』にはマイナーな雰囲気があると思います。今回はあまり軽すぎない範囲で、マイナーとメジャーの中間の感覚を出したかったんです。自分のカラーを活かしながらも、新しいことに挑戦してみたくて。『BAMBOLA』では速いラップを、『Sweet As Sin』ではシンギングラップを、そして『Butterfly』では韓国語のバラードに挑戦しました。どれもかなり勇気が必要でしたが、それだけに素敵な結果に仕上がったと思います。
―タイトル曲『STUNNER』の最も“STUNNER”な(魅力的な)ポイントは?
『STUNNER』は韓国語バージョンと英語バージョンの両方があるので、異なる言語で僕のさまざまな声のトーンを楽しんでいただけると思います。2曲で歌詞の内容が異なるのも面白いポイントです。
実は『STUNNER』には裏話があって、もともとはタイトル曲ではなかったんです!今回のアルバムに収録されていない別の曲がタイトル曲になる予定で、『STUNNER』はカップリング曲として準備していました。でも、何度も聴いているうちに「やっぱり『STUNNER』の方がタイトル曲にふさわしい」と思うようになりました。今回のアルバムで一番大事にした、“マイナーとメジャーの中間”というコンセプトを体現しているのが『STUNNER』だと感じて、タイトル曲を変えたいと提案しました。
―テンといえばパフォーマンスが欠かせないが、タイトル曲『STUNNER』の振り付けのポイントは?
『STUNNER』の振り付けは、力強くてHIPな中にも余裕のある動きが多いです。振付チームとパフォーマンスについてたくさん話し合い、サビの部分をはじめ、動線やジェスチャー、振付の雰囲気など、さまざまな面でアイデアを出し合って何度も修正しました。1人で考えるよりも、みんなで意見を出し合うことでより良いパフォーマンスが作れたと思います。
―今回のアルバム制作で、特に印象に残っている出来事は?
今回のアルバムに収録する楽曲をすべて集めるのに、かなり時間がかかりました。本当にたくさんのデモ曲を聴きましたし、トラックの並び順にもこだわったので、最初にスタッフと話していた内容とは違う結果になった部分も多かったです(笑)。特にA&Rチームの皆さんが僕の意見をたくさん聞いてくれて、やりたいことを応援してくれた一方で、より良い方向がある場合は正直に意見をくれて、本当に感謝しています。
そして『Butterfly』は、僕が初めて韓国語の歌詞でフルに歌い上げたバラード曲です。発音が難しいところが多くて、このアルバムの中で録音時間が最も長くかかりましたが、その分韓国語バラードへの理解が深まりました。録音が難しかった分、学ぶこともとても多かったです。
―今回のアルバムに収録されている曲の中で、特におすすめしたい曲は?
本当に悩みに悩んで自分で選んだ曲たちなので全部好きですが、僕が1番よく聴いているのは『Waves』です。『Waves』を聴くと、僕が好きな海辺の自由でゆったりとした雰囲気が感じられて、すべてがゆっくりと流れていくような気がして心が落ち着くんです。それに、『Waves』の録音を終えて聴いたとき、初めて「おっ!自分の声のトーンってきれいだな」と思えた曲でもあるので、ファンの皆さんにもきっと気に入ってもらえると思います。
― 4月12・13日のソウル公演を皮切りに初のコンサートツアーが始まるが、ツアーに関するちょっとした“ネタバレ”があれば教えてほしい。
1stソロアルバムのときにもすぐにファンコンツアーをしたのですが、今回も新しいアルバムをリリースしてすぐに初のコンサートツアーが始まるので、とてもワクワクしていますし、楽しみにしています。まだ詳しくはお話できませんが、ファンコンツアーでお見せした楽曲の振り付けを新しく変える予定ですし、ステージセットや照明も、ファンの皆さんがより楽しめるように工夫して準備中です。期待していてくださいね!
―今回のアルバムが、ファンにとってどんな意味のある作品になればいいと思うか?
最近、僕が大切にしているのは「毎日を楽しく、気分よく過ごすこと」です。ファンの皆さんが今回のアルバムを聴いて、気分がよくなったり、新しい感情を感じていただけたら嬉しいです。そしてカムバック活動を通じて、一緒に素敵な思い出を作って、幸せな時間を過ごせたらと思っています。あ、新しくファンになってくれた方も大歓迎です!このアルバムをきっかけに僕のことを好きになってくれたら、ちゃんと大切にしますよ(笑)。
(記事提供=OSEN)
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