2PMのイ・ジュノが韓国俳優として初めて、ブラジルを代表するトークショー『The Noite』に出演した。
ジュノは3月10日(現地時間)、ブラジルで人気の深夜トークショー『The Noite』にゲストとして登場。K-POPアーティストではNCT DREAMが2023年7月に出演しているが、韓国俳優としては初めて番組に招待され、注目を集めた。
3月1~2日にサンパウロのビブラ・サンパウロで開催された「2025 LEE JUNHO FAN-CON <Midnight Sun> in SÃO PAULO」を成功裏に終えたジュノは、番組内で公演の感想や歌手兼俳優としての活躍、新作について語り、視聴者を魅了した。
司会のダニーロ・ジェンティーリに紹介されたジュノはポルトガル語で挨拶しながら、「ブラジルは美しくて情熱的な国だと聞いていたが、空港でも会場でも熱烈な歓迎を受けてとても嬉しかった」と、初めてブラジルを訪れた感想を伝えた。
さらに、ブラジルの伝統料理「シュハスコ」を味わったエピソードを披露し、アイスクリーム好きなジュノのために用意されたコーナーを楽しむ様子もとらえられた。
ジュノは主演ドラマ『キング・ザ・ランド』で、NetflixのグローバルTOP10(TV・非英語部門)で3度の1位を獲得し、ブラジルを含む世界21地域で1位に輝いた。その影響もあり、ファンコンサート前日に行われた記者会見だけでなく、この日のトークショーでも『キング・ザ・ランド』に関する質問が相次いだ。
最近、ブラジルでは韓国コンテンツの人気が急上昇している。その中心で存在感を放つジュノは、「地球の反対側でも韓国の文化やコンテンツを愛してくださり、本当に感謝している。以前から私を知って好きでいてくれた方もいるが、技術の発展のおかげで距離が縮まったと感じる。オンラインを通じてファンの皆さんと身近に交流できるのが嬉しい」と、満面の笑みを見せた。
番組では、作品のために16kgもの減量をしたエピソードや、事故を経験した孤独なキャラクターを表現するために日光を遮断して生活した話も披露。また、『赤い袖先』でのアクションシーンについて「炎の矢を放つシーンがあるが、リアルさを追求するためにスタントマンを使わず、自分で演じた。監督はスタントマンを提案してくれたが、実際に自分でやったほうがより自然で、本物らしく見えると思ったから」と、演技への情熱を語った。
ブラジルのファンまで魅了した“グローバルスター”ジュノ。2025年のさらなる飛躍に期待が集まる。
なおジュノが出演するNetflixシリーズ『Cashero』やtvNの新ドラマ『台風商事』は、今年全世界へ配信される予定だ。
◇ジュノ プロフィール
1990年1月25日生まれ、本名イ・ジュノ。2008年9月にボーイズグループ「2PM」のメンバーとしてデビューした。2013年の映画『監視者たち』から俳優業に進出。ドラマ『記憶~愛する人へ~』『キム課長とソ理事~Bravo! Your life~』『ただ愛する仲』などに出演。除隊後のドラマ復帰作となった2021年『赤い袖先』で朝鮮王朝の王を熱演し、「2021 MBC演技大賞」でミニシリーズ部門男子最優秀演技賞とベストカップル賞の2冠に。2023年のドラマ『キング・ザ・ランド』のヒットで、俳優としての地位を不動のものとした。
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