歌手クォン・ウンビやcignature・ジウォンが注目を集めた夏の音楽フェスティバル「WATERBOMB」が、韓国で今年も開催される。
ハンファホテル＆リゾートは3月10日、江原道（カンウォンド）束草（ソクチョ）市にあるハンファリゾート雪岳（ソラク）で、来る8月23日に「WATERBOMB SOKCHO 2025」を開催することを発表した。
関係者は「WATERBOMBは観客の約70％が女性のため、女性ファンの心を掴むラインナップの構成に心血を注いでいる」と伝えた。
“びしょ濡れフェス”とも呼ばれる「WATERBOMB」は、夏の代表的なK-POPフェスティバルとして人気を博している。
同フェスに出演したIZ*ONE出身の歌手クォン・ウンビやcignatureのジウォンなどは、清純なルックスと抜群のスタイルを誇る「WATERBOMBの女神」として一躍注目を集めた。
彼女たちのほか、バキバキに割れた腹筋と引き締まった肉体美で会場中の視線を強奪した歌手パク・ジェボム、意外な筋肉美で女性のハートを鷲掴みした歌手カン・ダニエルなども「WATERBOMB」で人々を魅了してきた。
過去の「WATERBOMB SOKCHO」ではパク・ジェボムやクォン・ウンビ、2NE1のCLなどが出演し、K-POPファンに忘れられない思い出をプレゼントした。
雪岳山（ソラクサン）のふもとにあるハンファリゾート雪岳は、「WATERBOMBのホットスポット」の一つとして知られる。人口10万人未満の小都市・束草で3年連続で「WATERBOMB」が開催されるのも、この立地が影響している。
多くの人を集めるフェスティバルを開催する以上、観光地としての価値を高めようとするのは当然のことだ。地方自治体の協力なしには難しい事業だが、関係者は「束草市と連携し、雪岳だけでなく他地域との相乗効果を考えた新しいフェスティバルの拡大も検討している」と明かす。
実際、昨年の「WATERBOMB SOKCHO 2024」では1万人以上の観光客が訪れ、地域経済の活性化と雇用創出につながった。「WATERBOMB」の開催期間中、束草市の経済効果は100億ウォン（約10億円）以上に達したと試算されている。
大規模なイベントである以上、安全管理を欠かすこともできないが、今年はハンファ損害保険がメインスポンサーとなり、イベント成功と安全確保の両方を実現する計画だ。
ハンファホテル＆リゾートによると、「WATERBOMB SOKCHO 2025」のチケット価格は15万4000ウォン（約1万5600円）だが、前売りでは半額の7万7000ウォン（約7800円）で購入することができる。
また、観客の利便性を考慮し、イベント当日はソウル駅や舎堂（サダン）駅など主要駅からシャトルバスを運行。そのほか、「WATERBOMB SOKCHO 2025」のチケットとウォーターパーク「雪岳ウォーターピア」の入場券をセットにしたパッケージ、宿泊プランなども販売される予定だ。
「WATERBOMB SOKCHO 2025」に関する詳細は、「WATERBOMB」公式SNSで確認できる。
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