BTSのJ-HOPEが自宅の冷蔵庫を公開し、意外な食生活を明かした。
3月2日に韓国で放送された人気バラエティ番組『冷蔵庫をお願い』（JTBC）では、J-HOPEと『イカゲーム』などで知られるコワモテ俳優のホ・ソンテがゲストとして登場。健康上の理由でお休みのアン・ジョンファンに代わり、イ・ウンジがスペシャルMCを務めた。
J-HOPEの冷蔵庫が公開されると、まず目に飛び込んできたのは、きれいに並べられた炭酸水のボトル。彼は「僕は水より炭酸水派なんです。ご飯を食べるときも必ず炭酸水を飲みます」とコメントし、スタジオを驚かせた。
さらに、冷蔵庫には母親が作った手作りのおかず、韓国の珍味ホンオ（ガンギエイを発酵させた食品）、各種ソースやチョコスプレッドなどがぎっしり詰まっていた。普段はデリバリーをよく利用するが、「飽きると自炊することもある」と話し、「韓国料理が大好きなので、海外でも基本的に何でも食べる方だ」と明かした。
これを聞いたMCのキム・ソンジュが「海外で食事に苦労しているメンバーは？」と尋ねると、J-HOPEは「RMとVは完全に韓国料理派。逆にJIMINは“子ども舌”で、トンカツが大好き。スパイスが効いた料理は苦手」と暴露し、スタジオは爆笑に包まれた。
さらに、冷蔵庫の中にはチャドルバギ（牛バラ肉）、マンゴーなどの多彩な食材が揃っていた。そして冷凍庫からは、アイスクリームやパン、そして大量のヨンガリチキン（恐竜の形をしたナゲット）が発見された。
J-HOPEは「ヨンガリチキンが本当に好きなんです。夜にちょっと小腹がすいたときにオーブンで焼いて食べます」と告白。まさかの“国民的チキンナゲット愛好家”であることが判明した。
そして、冷蔵庫の最後の収納スペースを開けたMCたちは、思わず絶句することに。イ・ウンジは「これ、私の冷蔵庫にもあるやつ！」と爆笑。その正体はなんと、フライドチキンの骨が入ったゴミ袋だったのだ。
突然の事態にJ-HOPEは大慌て。「僕、ちゃんと一般ゴミをまとめて捨てるタイプなんですけど、まさかここにあるとは思わなかった…」と赤面。キム・ソンジュが「言わなかったら、これも料理の材料に使うところだったよ！」と冗談を飛ばすと、料理研究家のキム・プンは「俺、これでスープ作るところだったわ！」とボケ倒し、スタジオは爆笑の渦に包まれた。
冷蔵庫の中身で大盛り上がりした一方、J-HOPEの資産家ぶりにも注目が集まった。韓国の不動産業界によると、彼はソウル・龍山区（ヨンサング）にある高級新築マンション「アペル漢江」を2戸所有しており、そのうち1戸は約120億ウォン（約12億4000万円）のペントハウスだという。
さらに、人気の高級レジデンス「トリマージュ」も2戸所有しており、J-HOPEの不動産総資産は約270億ウォン（約28億円）にも達すると伝えられている。
今回の放送では、トップスターとして豪邸を所有する“成功者”の姿と、“ヨンガリチキンを愛する庶民派”な一面が同時に垣間見えた。冷蔵庫の中身一つをとっても、彼の素顔が存分に表れたエピソードとなった。
BTSとしての活動のみならず、ソロアーティストとしても成功を収めたJ-HOPE。今後の音楽活動やプライベートでの新たな挑戦にも注目が集まる。
（記事提供＝OSEN）
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント（現HYBE）の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン（英：Jeong）の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。兵役のため2023年4月に入隊、2024年10月17日に除隊した。
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