BTSのVとJUNG KOOKが、自身らを名誉毀損し、著作物を無断使用した悪質ユーチューバーに対する損害賠償訴訟で一部勝訴した。
ソウル西部地裁・民事12単独(イ・グァンヒョン部長判事)は2月14日、VとJUNG KOOKがYouTubeチャンネル「タルドク収容所」運営者の30代女性パク氏を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、パク氏にBTSの所属事務所BIGHIT MUSICへ5100万ウォン(日本円=約540万円)、Vへ1000万ウォン(約105万円)、JUNG KOOKへ1500万ウォン(約158万円)の支払いを命じる原告一部勝訴判決を言い渡した。
これに先立ち、VとJUNG KOOKは昨年3月、パク氏の運営する「タルドク収容所」が自分たちの名誉を傷つけ、著作物を無断で使用したとし、1億1400万ウォン(約1204万円)相当の損害賠償請求訴訟を起こした。
パク氏が運営した「タルドク収容所」はアイドルのフェイクニュース動画を制作するYouTubeチャンネルで、チャンネル登録者数約6万人を保有し、計2億5000万ウォン(約2703万円)もの収益を記録した。なお、同チャンネルは既に削除されている。
パク氏は1月15日にも、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律上の名誉毀損と侮辱などの容疑で、仁川(インチョン)地裁から懲役2年、執行猶予3年、追徴金2億ウォン(約2163万円)が命じられた。
また同月22日、ソウル中央地裁はIVE・ウォニョンがパク氏を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、5000万ウォン(約528万円)の支払いを命じた。
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