『イカゲーム』などに出演した女優イ・ジュシルさんの遺体安置所が設けられた。
2月3日、イ・ジュシルさんの遺体安置所は新村セブランス病院葬儀場の3号室に設けられた。
先立って2日、イ・ジュシルさんは心肺停止状態でカトリック大学議政府聖母病院に運ばれたが、惜しくも息を引き取った。享年80歳。
1964年にデビューしたイ・ジュシルさんは、演劇『セールスマンの死』『マクベス』、ドラマ『女心』『黄金のリンゴ』『ニューハート』『大物』『レディプレジデント~大物』『私の期限は49日』『ポセイドン』『普通の恋愛』『嵐の女』『ああ、私の幽霊さま』『明日もスンリ!』『ミセス・コップ』『ボイス~112の奇跡~』『君を守りたい2』『恋する泥棒~あなたのハート、盗みます~』『君の歌を聴かせて』『良くも、悪くも、だって母親』『いつかの君に』など、約200本の作品に出演してきた。
特に、母性あふれる役を演じることが多い。2023年には映画『オマージュ』で第10回の「Wildflower Film Awards」で助演女優賞を受賞している。
最近は『美女と純情男』『イカゲーム』シーズン2に出演。世界的注目作の『イカゲーム』では、キーパーソンの一人であるファン・ジュノ刑事(演者ウィ・ハジュン)の母親役として登場している。
そんなイ・ジュシルさんはかつて、あるバラエティ番組に出演した際、「30年前、50歳の時にステージ3の乳がんと診断され、予後が悪化して末期まで進行した。当時、余命1年と診断されたが克服した」と明らかにした。しかし、最近の健康診断でがんの再発が発覚。この世を去ることとなってしまった。
イ・ジュシルさんの出棺は5日5時に予定されている。
(記事提供=OSEN)
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