インスタグラムで新グループ名の公募を始めたガールズグループNewJeansに、HYBE傘下レーベルのADORが遺憾を表している。
NewJeansは本日(1月23日)午前、新たに開設した非公式のインスタグラムアカウント「@jeanzforfree」を更新。
「Bunnies(NewJeansファン)!一定期間使用する新しい活動名を、2日間公募しようと思います。コメントでたくさんの参加をお願いします!」とキャプションに綴り、クラッカーの絵文字を画像で投稿した。
また、コメント欄には「Bunniesが良いと思う名前をたくさん言ってくれれば私たちが選びます!」と、選定方法も呼び掛けていた。
このNewJeansの行動に、ADORは即座に遺憾を表明。「ADORは専属契約が有効だという立場で、裁判所の手続きに誠実に臨んでいる。メンバーが法的判断を受ける前に、新しい活動名を公募するなど独自の芸能活動を試みることは、重大な契約違反になり得るため残念に思う」と伝えた。
NewJeansは昨年11月29日0時をもって、ADORとの専属契約を解除したことを主張している。これに対し、ADORはNewJeans相手に「専属契約有効確認訴訟」と「企画会社の地位保全及び広告契約締結など禁止の仮処分申請」を提起した。
すると、NewJeansは1月23日、「@jeanzforfree」を通じて法務法人セジョンを法律代理人に選任したことを発表し、ADOR及びHYBEとの本格的な“法律戦争”に乗り出した。法務法人セジョンは、ADOR元代表取締役の“NewJeansの母”ことミン・ヒジン氏の法律代理人も務める。
NewJeansは法律代理人発表に際し、「ADORとHYBEは私たちに戻ってこいと言いながら、大衆の視線が届かないところでは、以前のように絶えず私たちを苦しめて攻撃してきました。最近では私たちの両親の一部に隠れて会い、懐柔や仲違いを試みたりもしました。見えないところで卑怯な方法で相手を蔑視し、分裂させようと試み、虚偽事実で言論プレーをするのではなく、偽りなく正々堂々と是々非々を区別してほしいです」とADOR及びHYBEを批判。
さらには「断固として申し上げます。私たち5人は、最小限の信義さえ期待できないHYBEとADORに絶対に戻るつもりはありません」と、事務所に復帰する考えがないことを再度強調していた。
◇NewJeans プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。
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