ボーイズグループRIIZE（ライズ）のメンバー、アントンの父親で歌手のユンサンがラジオパーソナリティに就任した。
韓国では来る12月23日より、ユンサンがパーソナリティを務めるMBC FM4Uの新ラジオ番組『今日の朝、ユンサンです』（原題）がスタートする。同番組は毎日、午前9時より放送される予定だ。
ユンサンは過去にラジオパーソナリティを務めた経験を活かし、リスナーたちと深みのあるコミュニケーションを取る予定だ。
『別れの陰』や『覆われた時間の間に』など数多くのヒット曲を生み出し、LOVELYZの『Ah-Choo』やIUの『Only I didn't know』など多くのアーティストと協業してきたユンサンは、映画とドラマの音楽まで手掛け、多彩なジャンルで音楽的力量を証明してきた。
特に、電子音楽を結合した彼の独創的なサウンドは世代を越えて多くの愛を受けている。最近ではソウルのランドマーク「東大門（トンデムン）デザインプラザ（DDP）」のライトアップイベント「ソウルライトDDP 2024」で音楽監督を務め、抽象美術を音楽で解きほぐす作品を披露し、多くの賛辞を受けた。
2002年に放送された「ユンサンの音楽サロン」（原題）を最後にMBCラジオを離れていたユンサンは、その後複数の番組で音楽ディレクターやMCを務めてきた。そんななか、今回の復帰を通じて、再びラジオパーソナリティとして感覚的な音楽のチョイスと温かなコミュニケーションが注目されている。
ユンサンは今回のラジオパーソナリティ就任に際し、「アナログ媒体であるラジオを通じて、人々と感情を分かち合うことは常にワクワクする挑戦です。音楽を通じて、リスナーたちに癒しとインスピレーションをもたらすことができる空間となるように最善を尽くします」と伝えた。
なお、ユンサンはラジオ番組が朝の放送であることを考慮し、生放送の進行のため、放送局の近くにアジト（？）を用意することまで検討しているという。
韓国のレジェンドミュージシャンであり、韓国の大衆音楽に革新をもたらしたユンサンのラジオパーソナリティ復帰が、韓国音楽界とラジオ界にどのような影響をもたらすか、人々の関心が高まっている。
（記事提供＝OSEN）
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