アイドル出身のカヒ、新型コロナ禍のエジキに。バリの海に出掛けただけなのに……

そのコメントでカヒは、「先日、子供たちと久しぶりに海に行った写真を載せた。でもこの時勢になぜ海なのか、子供たちを言い訳にしているのかと指摘する方もいらして、私を常識外れの人間呼ばわりする方もいらっしゃいました。ですが、ここはバリです。私の家の前の遊び場が海であり、公園がまさに海であり、山と海があるところです。何が違うでしょうか。

韓国で勇気を出して子供たちと、家の前の公園に来たとします。走り回る姿を見て“いいですね”とはなっても、“このご時世になぜ公園か”と言われるでしょうか」と反問した。

続いてカヒは「私たちはすぐ韓国に戻ります。ここがだんだん危険になってきていて、検査も難しいし、もし具合が悪くなると出国もできなくなるので決めました。韓国に対する尊敬心もかなり大きくなった最近、ただ韓国だけを信頼してしばらく帰ります」と伝えた。

現在、約180カ国で30万人を超える新型コロナウイルス感染者が発生したことを受け、海外在住の留学生や海外在住の韓国人の帰国ラッシュが続いているが、カヒもその行列に参加するものと見られる。

カヒが韓国に戻るという意思を明らかにすると、さらに世論の非難が始まった。

とあるネットユーザーが、「4月5日までは今よりもっと強力な社会的距離を置くことが行われている。 最近、感染者アラームメールが届くのを見ると、病院での集団感染、教会での団体感染を除いては、皆、海外からの帰国者だ。正直にいうと、一度ここ(韓国)を離れて今になって韓国に戻る者たちに対する見方は良くない」という書き込みを残した。

これに対し、カヒは「それなら帰ることもできず、ここ(バリ島)にどんなことが起きても残っていなければならないのですか。誤解するなという話は受け入れ難い」と答えた。

掲載した写真を巡る論議に続き、ネットユーザーのレスポンスに返事を書き込むことで、さらに大きな波紋が広がると、カヒはSNSを非公開に切り替えた。その後、再び公開し、謝罪の書き込みを残ししている。

カヒは「私が正気を取り戻せず、しばらく非公開にしました しっかりしなければならないようです。私の愚文を許してほしい。私に失望した方々、申し訳ない」とメモに書いた文をキャプチャーして公開した。

「私はなぜ▲×□を繰り返すのか。気が遠くなる」との書き込みも掲載した。

カヒは議論になった自身の書き込みをすべて削除した後、「私の記事に子供と一緒にいる写真を掲載するのは本当に胸が張り裂けそうな気持になる。気が狂いそう」と苦しい気持ちを表した。

カヒは自宅隔離期間中にバリ島を訪問したのではなく、2019年からバリ島で暮らしているが、まるで自宅隔離中にバリ島を訪問したかのような非難の矛先も向けられている。

(写真=カヒInstagram)

彼女の言葉通り、バリ島において海は“家の前の公園”のようなものだ。韓国で自宅前の公園に出かけただけでは非難されないことを考えれば、カヒに対する非難は度を越えている。

カヒに対する批判の裏側に、外出自制による国民たちのストレスがあるのではないか、考えてみなければならない。

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