5歳年下歌手との結婚を発表した韓国の女性トロット歌手ウン・ガウンが所属事務所に「専属契約解除」を知らせたことが報じられたなか、事務所側が声明を発表した。
ウン・ガウンの所属事務所TSMエンターテインメントは11月28日、公式声明を通じて「良くないお知らせを伝えることになり申し訳なく思う。ウン・ガウンの所属事務所TSMエンターテインメントだ」とし、「ウン・ガウンの専属契約解除の通知と関連して、我々は今日この時点までいかなる解除通知や訴状なども受け取っておらず、解除通知をしたという内容も記事を通じて確認した」と明らかにした。
また、「所属事務所の精算金未払い関連の指摘について、我々は精算金を一銭も少なく支給した事実がない。最近の精算を確認した結果、むしろ事務所側が過支給した部分も確認され、ウン・ガウンが精算金以外の貸与金などを要請した場合にも誠実に支援した経緯がある」と伝えた。
続けて、「ウン・ガウンと我々は2024年2月に確認書を作成し、精算部分を含む契約上のすべての義務に対する違反事項がないことを相互確認した。その後も事務所は合意された手続きに基づき、誠実に、少しの漏れもなく精算金を支給してきた」と説明した。
それとともに、「精算金の支給内訳は毎月提供し、ウン・ガウンが特別に確認を要請した部分があり、先週、詳細な証明など精算の根拠まで整理し、すべて提供した。根拠資料を要請したにも関わらず、事務所が(精査金を)支払わなかったという部分は明白な虚偽だ」とし、「事務所が継続的に言葉を変えたり、スケジュールの妨害や業務怠慢などの態度を見せるという指摘について、我々はいかなる場合にもそのような事実がない」と強調した。
さらに、「我々は最近、事務所の諮問を受け持つイ・ヨンウク弁護士とともに、事実関係と関連資料などを検討し、事務所が契約を誠実に遵守してきた事実を確認した」とし、「我々とウン・ガウンは2024年2月、双方合意で契約期間を2028年6月まで延長し、ウン・ガウンの輸入分配比率も段階別に引き上げることで合意した」と説明を加えた。
TSMエンターテインメントは最後に、「ウン・ガウンがデビュー以降、事務所とともに成長し活動がますます活発になっている状況で、最近、芸能界の一部で起きた外部の人間のタンパリングなどで専属契約を揺るがす類似の事件が再発しないことを希望する」と伝えていた。
なお、ウン・ガウンは1987年8月26日生まれの37歳。2013年にバラード歌手としてデビューし、その後トロット歌手に転向すると、2020年にTV朝鮮の女性トロットオーディション番組『明日はミス・トロット2』に参加し、最終7位を記録した。
現在はKBS2ラジオで『ウン・ガウンの輝くトロット』のMCを務めるなど、多彩な活動を繰り広げている。また、最近では5歳年下のトロット歌手パク・ヒョンホと来年4月に結婚することを明らかにし、多くの祝福が寄せられた。
そんななか、28日にはとある韓国メディアによって、ウン・ガウンがTSMエンターテインメントに専属契約の解除を知らせたことが報じられていた。
(記事提供=OSEN)
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