違法薬物を使用した疑いで物議を醸したアナウンサーのキム・ナジョンが、突然SNSアカウントを削除した。
11月26日午前現在、キム・ナジョンのインスタグラムは接続が不可能となっている。自らアカウントを一時停止、または削除したものと見られる。
なおキム・ナジョンは11月中旬、突如フィリピンのマニラで命を脅かされているとインスタグラムに投稿し、世間に衝撃をもたらした。
当時、彼女は「フィリピン・マニラで生命の危機に瀕している。韓国に行きたいが、飛行機に乗ったら死にそうだ。マニラから出たら死にそうだ。どうか助けてほしい」と助けを要請するとともに、「麻薬運搬を避けるため、私が持っているキャリーとカバンは全て捨ててきた。フィリピンで麻薬を投薬したことを自首する」と告白した。
仁川(インチョン)国際空港の警察隊はキム・ナジョンが帰国した直後、麻薬類管理に関する法律違反の疑いで簡易試薬検査を実施。その結果、覚せい剤の一種であるメタンフェタミン(ヒロポン)の陽性反応が出た。事件を引き継いだ京畿(キョンギ)北部警察庁は、キム・ナジョンを在宅起訴している。
その後、キム・ナジョンは弁護士を通じて事件の顛末を説明した。
彼女は美容製品のPR、自身のアンダーウェアブランドをローンチするためにフィリピンへと向かったという。そこで1995年生まれの若い事業家A氏を紹介されたのだが、A氏は酒の席でキム・ナジョンの手を縛って眼帯を着けたあと、“煙”を強制的に吸引させたという。
弁護士は当時のキム・ナジョンが抵抗不可能な状態だったとし、「A氏は多数の罪を犯し、指名手配中なので帰国できない人物だという。キム・ナジョンの投薬は今回一度だけだった。強制的に行われたことで、世間の疑惑のように何度も使用したわけではない」と強調した。
(記事提供=OSEN)
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