俳優チョン・ウソン(51)に“婚外子”がいたことが発覚し、韓国では多くの人々が衝撃を受けている。16歳年下のモデル、ムン・ガビが最近出産した息子の実父であることがわかったのだ。
もっとも、チョン・ウソンとムン・ガビのように結婚をせず子どもを産むケースは韓国で増加傾向にある。婚姻外出生児数は昨年、史上初めて1万人を突破し、過去最多を記録した。
韓国政府の統計庁が今年8月に公開した「2023年出生統計」によると、韓国における昨年の婚姻外出生児は1万900人で、出生児全体23万人の4.7%を占めた。
婚外出生児は2013年に9300人を記録。2020年には6900人と一時減少したが、2021年は7700人、2022年は9800人とし、2023年まで3年連続で増加した。
ただ、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均婚外出生率である41.5%に比べると低い水準だ。
ムン・ガビは去る11月22日、自身のインスタグラムを通じて息子を出産したことを発表した。その際、「あまりにも突然訪れた知らせに準備が整っていなかった私は、妊娠の喜びや祝福を十分に楽しむことなく、家族の祝福の中で静かに妊娠期間のほとんどを過ごした。それを選んだ理由はただ一つ、産まれてくる子どものためだった。心の中で大切な何かを守るためには、隠さなければならないと思った」と、“意味深”な表現を伝えていた。
その後、24日にとある韓国メディアがムン・ガビの息子の父親がチョン・ウソンであると報道。同メディアは2人が2022年にとある集まりを通じて親しくなり、昨年6月にムン・ガビがチョン・ウソンの子を妊娠したことを伝えた。
これを受け、チョン・ウソンの所属事務所アーティストカンパニーは同日、「ムン・ガビがSNSで公開した子どもはチョン・ウソンの実子である。子どもの育て方については最善の方向で話し合っている。父親として最後まで責任を持つつもりだ」と、チョン・ウソンがムン・ガビの子の父親である事実を認めていた。
◇チョン・ウソン プロフィール
1973年4月22日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。1994年の映画『KUMIHO/千年愛』で俳優デビューし、映画では『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』『アシュラ』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』『スティール・レイン』『ハント』『ソウルの春』、ドラマでは『アスファルトの男』『ATHENA -アテナ-』『パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~』『愛していると言ってくれ』などで主演を務めた。2011年にはフジテレビ系列ドラマ『グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~』に出演したほか、2016年には映画『私を忘れないで』で主演と制作を務め、2023年に映画『ザ・ガーディアン/守護者』で監督デビューを果たした。
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