21歳という若さで母になった韓国女性が、借金で苦しむ現状を明らかにする。
11月20日に韓国で放送されるバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ5』(原題、MBN)第22回には、21歳で母親になったイ・ソンウンさんが登場。「個人再生手続きを踏んでいるにも関わらず、依然として生活は厳しい上に、前夫から養育費をもらえずにいる」と助けを求める。
まず、再現ドラマでイ・ソンウンさんは「中学生の時、青少年向けの福祉施設を自ら訪ねた」として、家庭内不和で苦労した過去を告白する。
続いて、「友人の紹介で会った男と交際2週間で同居し、1カ月で妊娠した。だが、浮気をされたので別れることになった」とシングルマザーになった経緯も明かす。
その後、4歳の息子と暮らすイ・ソンウンさんの日常が公開されるのだが、息子は一人で掃除や布団の片づけもこなし、母親を助けるため奮闘していた。その一方で父親がいないことへの寂しさを吐露する姿に、イ・ソンウンさんは「前夫は子供とよく遊んでくれたので、ずっと会いたがっているみたい。特に、現在の家は前夫と暮らしていたところなので、(子供のために)もう少し良い環境に引っ越したい」と明かす。
だが、引越しのためには保証金100万ウォン(約11万円)、引越し費用150万ウォン(約17万円)が必要だが、彼女は現在、個人再生手続きを踏んでいるので追加でお金を借りることが難しい状況だという。「過去に前夫と暮らしていた時、生活費が足りなくて5000万ウォン(約560万円)の融資を受けたが、返せなかったので個人再生手続きを踏んでおり、現在は毎月58万ウォン(約6万5000円)ずつ返済している。さらに、1100万ウォン(約120万円)を2カ所から追加で融資を受けているので、利子を払うのもギリギリだ。(引越しのために)追加の貸し出し審査を申し込んだが難しそうだ」と打ち明ける。
借金と高金利で苦しむイ・ソンウンさんの現実に、パク・ミソン、ソ・ジャンフン、イン・ギョジンら3人のMCは「引っ越すなと言うこともできないし、あまりにも途方に暮れている」として頭を抱える。
さらに、イ・ソンウンさんは「前夫から養育費も全く受け取れずにいる」と打ち明けるとともに、過去、うつ病の薬がきっかけで起きた前夫との衝撃的な事件も告白し、スタジオを凍りつかせる。
「(その事件で)前夫に訴えられ、養育費を請求しないという合意書を(私が)書いたというが、よく覚えていない」と明かすイ・ソンウンさん。果たして、生活苦と養育費問題は解決できるのか、そして前夫に対する未練を完全に断ち切り、子供のために再出発できるかに関心が集まる。
(記事提供=OSEN)
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