韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメント出身の歌手オ・チャンフンさんがにこの世を去って1年が過ぎた。
オ・チャンフンさんは2023年11月14日、神経内分泌がん、ステージ4の大腸がんとの闘病の末にこの世を去った。47歳だった。
2003年にソン・ホボムとの男性デュオ「One Two」を結成し、後にTWICEやStray Kids、NiziUなど人気アイドルグループを輩出するJYPエンターテインメントからデビューしたオ・チャンフンさん。
グループとしての活動は2010年のシングル『VERY GOOD』を最後になく、解散こそしなかったが、以降はお互いにソロで活動した。
オ・チャンフンさんは2019年にプロデュースチーム「エイテンション(A10tion)」を手掛けた後、プロデューサー兼DJとして活動。『九家の書~千年に一度の恋~』『ピノキオ』『私の恋愛のすべて』『ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~』などのドラマで劇中歌を手掛けた。2019年9月には2年間の交際を経て13歳年下の一般女性と結婚し、多くの祝福を受けた。
2022年にはNetflixオリジナルシリーズ『ナルコの神』で中国組織のトップ、チェン・ジン(演者チャン・チェン)の部下としてサプライズ登場して注目を集めた。
そんなオ・チャンフンさんの悲報を明らかにしたのはソン・ホボムだった。ソン・ホボムは当時、「今年初めに大腸がんが発見された。抗がん治療を8次まで進め、経過は良かったが、ほかの場所に急速に転移したことで健康状態が悪化した」と説明した。
オ・チャンフンさんの生前最後に公開した2021年8月3日のSNS投稿は、自身が作曲を務めた歌手PunchとラッパーMad Clownの楽曲『会いたいんだ』リリースのお知らせだった。
当時、オ・チャンフンさんは「久しぶりに曲が出た!たくさん聴いてください!」と綴り、音楽活動に対する情熱を示した。また、制作時に試行錯誤を繰り返した痕跡のある歌詞の紙も公開し、格別さを表わした。
現在も公開されたままの彼の最後の投稿には、依然としてファンからの追悼のコメントが寄せられている。
■【写真】不慮の交通事故により23歳で…K-POPアイドルの10周忌
前へ
次へ