世界初の“聴覚障害アイドルグループ”Big Oceanが1stミニALをドロップ、新譜に込められた思い

2024年11月12日 K-POP

世界初の聴覚障害アイドルグループ「Big Ocean(Big Ocean)」が本日(11月12日)、1stミニアルバムをリリースする。

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チャンヨン、ヒョンジン、ジソクの3人で構成されたBig Oceanが今回ドロップする『Follow』には、幸せを探す旅路に参加してほしいという意味が込められている。リード曲の『FLOW』をはじめ、既存曲の『Glow』『BLOW』『SLOW (Feat.Young K (DAY6))』の4曲が収録されている。

世界的な音楽プロデューサーのマーク・バトソンが参加した『FLOW』は、全編英語詞の楽曲。“僕のための音楽で、音楽を通じて自ら幸せになろう”という価値観を提案する新ジャンル「フリーソウルポップ(Free-soul POP)」を披露する。

そしてミュージックビデオでは、メンバーのほか約100人が出演し、初めて国際手話を使って多様性を強化。またフランス・パリに位置する、1750年代に設立された世界初の聴覚障害者「国立聴覚障害青少年研究所(National Institute of Deaf Youth)」で撮影されたという。

メンバー自らが解説

Big Ocean
(画像=PARASTAR ENTERTAINMENT)Big Ocean

今回のリリースにあたってヒョンジンは、所属事務所のPARASTAR ENTERTAINMENTを通じて、「『Follow』というアルバム名には、“Follow your happiness”という本音が込められている。いずれも自分の幸せを求めて旅に出ようという意味だ。僕たちもまた、『Follow』を制作る忙しい過程でも、ささやかな喜びを見つけ、本当に幸せだった。僕たちの音楽を聴くことで、多くの方々が幸せになることを願う」と感想を伝えた。

続いてジソクは、リード曲『FLOW』の最も気に入った歌詞として「You've been flowing through me. You're like water to me」を挙げるとともに、「“君が僕に水のように染み込んだ”という内容だ。僕たちBig Oceanにも、多くの“波”(Big Oceanファン)が自然に溶け込んでほしいという願いだ」と語っている。

最後にチャンヨンは、「今回の『FLOW』は、特にヨーロッパでよく使われる国際手話で歌を歌う。音楽における多様性が確保されるよう今後も努力したい」と述べた。

Big Oceanはメンバー全員が聴覚障害者で構成されているグループで、4月20日の「障害者の日」に正式デビューした。K-POP産業を越え、WHO(世界保健機関)、ILO(国際労働機構)などのグローバル機関とのパートナーシップを通じて、活動領域を広げるなど、全世界のファンにインスピレーションを与えている。

今後は14~17日(現地時間)にケイマン諸島で開かれる「Cool Out 2024」に参加し、『FLOW』のステージを初公開。そして来年7月8、9日にはITU(国際電気通信連合)の公式招請を受け、スイス・ジュネーブで開かれる「AI for Good Global Summit」で公演を行う予定だ。

(記事提供=OSEN)

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