“BTSの父”こと韓国大手事務所HYBEのパン・シヒョク議長との「熱愛説」が浮上した女性インフルエンサーの果汁セヨンが、自身に16億ウォン（日本円＝約1億7600万円）を支援したファンをめぐる“切り捨て騒動”に反論した。
果汁セヨンは11月6日、自身のインスタグラムを通じて「最近、熱血会長（熱狂的ファン）が果汁セヨンに2年間で16億ウォンを後援したが、遮断されたというデマ文がネット上に流布され、メディア報道などを通じて拡大再生産されている」と話を切り出した。
これに先立ち、韓国のネット上では自身を「果汁セヨンの熱狂的ファン」と称し、彼女に16億ウォンを課金したと名乗るファンが、果汁セヨンからの連絡が突如途絶えたと主張して話題を集めた。
2年間で計16億ウォンも課金した熱狂的ファンのA氏は、「お金がなくなったら勝手に落ちろということか？あなたの配信が始まる時からわかっていた。2022年から2024年度まで熱血なファンとして維持していた。あなたに彼氏ができたときも、フィリピンでの接待疑惑があったときも、現在のアメリカでの疑惑があるときも、最近まであなたのそばにいた」と、果汁セヨンに怒りを伝えていた。
この騒動を受け、果汁セヨンは「当該のデマで言及されるSOOP（旧AfreecaTV）の投稿作成者は、果汁セヨンに16億ウォンまたはこれに準ずる金額を支出した事実がなく、果汁セヨンの熱血会長（熱狂的ファン）でもなく、果汁セヨンから遮断された事実もないことを確認した。当該の投稿にも、作成者がそのような趣旨で言及した事実はまったく確認されない」と伝えた。
続けて、「また、SOOPの投稿作成者は元の投稿作成後3時間で、自身の明白な誤解によって投稿を作成したことに対する謝罪文を公開し、当該の謝罪文を通じて自身が言及した疑惑がすべて虚偽であることを明確にした経緯があるが、上記のような事実を徹底的に歪曲し、刺激的なデマが流布している」と強調。
そして、「したがって、当該のデマはすべて根拠のない虚偽事実であることを明らかにし、本立場にもかかわらず無分別に確認されていない虚偽事実を流布及び再生産する行為や、度を越える誹謗、侮辱などの悪質な投稿に対しては、法律代理人を通じて善処なしに厳重な法的措置を進める予定だ」と警告していた。
なお、果汁セヨンは2000年11月生まれの23歳で、韓国のライブストリーミングサービス「AfreecaTV」やユーチューブ、ティックトックなどで活動しているインフルエンサーだ。現在、ユーチューブのチャンネル登録者数は約34万人、インスタグラムのフォロワー数は約28万人としている。
そんな果汁セヨンは今年8月、アメリカのとあるYouTubeチャンネルを通じて、自身の姉とともにHYBEのパン・シヒョク議長と米ビバリーヒルズの通りを歩く姿が目撃された。
果汁セヨンとパン・シヒョク議長は29歳も年齢が離れていることもあり、当時は2人の関係性が大きく注目され、「熱愛説」や「パン・シヒョク議長が果汁セヨンのファンクラブの会長説」などが浮上した。
ただ、HYBEは「知人が集まる場所で2人のうちの姉の方に偶然会い、エンターテインメント詐称犯に関連してどのように対応すべきか助言をしたことがある。その後、2人が一緒にロサンゼルスに来て、観光地や食事をする場所を聞いたので、予約して案内した」と、特別な関係性ではないことを強調していた。
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