元夫の“下半身事情”を暴露した元K-POPアイドルが、弁護士と会って元夫を相手取った法的訴訟に乗り出す。
韓国で本日(11月5日)22時より放送される総合編成チャンネル「TV朝鮮」の観察バラエティ番組『もう一人だ』(原題)の第9回では、ガールズグループLABOUM出身のユルヒに心境の変化が生じ、弁護士と会って諮問を求める場面が描かれる。
元々K-POPアイドルとして活動していたユルヒは、2018年にロックバンドFTISLANDドラマーのチェ・ミンファンと結婚したことでグループを脱退し、芸能生活も事実上引退。以降は同年5月に長男、2020年2月に双子の娘を出産して3児の母親となったが、2023年12月に離婚を発表した。
そして、今年10月22日に放送された『もう一人だ』第7回で、離婚後の日常を公開。放送から2日後の24日には、自身のYouTubeチャンネルで離婚の理由などを語る動画を投稿した際、チェ・ミンファンが風俗店に出入りし、性売買をしていたという主張を伝えた。
この動画内で、ユルヒは「離婚の1年前頃、とても大きな事件があった。(元夫の実家で)私の陰口を聞いたこともあった。(元夫が)家族の前で自分の体を触ったり、酒で酔ってお金を(胸に)差し込んだこともある。家族が目の前にいるのに、私の“重要な部位”を触ったり胸をかきむしったりもした。お酒を飲んだから激しくなったんだなと思ったよ。家族同士で18禁の話もするので、気兼ねないと感じたが、パズルがはまった。こういうのは直せないんだと思った」と、チェ・ミンファンの行動を暴露した。
加えて、チェ・ミンファンが“性売買”をしていると思われる証拠の録音記録も公開。2022年に記録されたものだという音声には、チェ・ミンファンがほかの男性と通話で「こっそり出てきた」「お嬢さんはいるか」「よろしくお願いする」「とても遊びたい」「お金を送るようテレグラムで知らせてほしい」と話す声が含まれ、ファンに衝撃を与えた。
その後、江南警察署は性売買処罰法などの容疑でチェ・ミンファンに対する立件前調査に着手。FTISLANDの所属事務所FNCエンターテインメントは翌25日にチェ・ミンファンのメディア活動中断を発表し、29日にはFTISLANDがチェ・ミンファンを除く2人体制で暫定的に活動することを明らかにしていた。
これらの騒動の後、再び『もう一人だ』の制作陣と会ったユルヒは、当時の放送以降から「多くの方々から応援メッセージを受けた」と、勇気を得ることになったきっかけを伝える。そのうえで「遅れてしまったが、正さなければならない」と、心境の変化に対する率直な思いを明らかにする予定だ。
番組内では、ユルヒが実際に弁護士と会い、過去にチェ・ミンファンと協議離婚を選ぶしかなかった状況を告白。そして、現在は「子どもたちに堂々とした母親として生きていくために」と、以前と変わった意志と決心を表す。ユルヒが弁護士とどんな話を交わしたのかは、放送で確認することができる。
これに先立ち、ユルヒは11月4日にチェ・ミンファン相手に子どもに対する養育権・慰謝料・財産分割を請求した。
弁護人は「チェ・ミンファンと昨年の協議離婚当時、慰謝料や財産分割に対する議論がまったくなかった」とし、「ただし、養育権に対してはユルヒが保有することに対する2人の間での合意があっただけに、法的な部分をすべて整理しようと思う」と明らかにした。
◇ユルヒ プロフィール
1997年11月27日生まれ。2014年8月、ガールズグループLABOUMのメンバーとしてデビュー。2017年9月にFTISLANDのチェ・ミンファンとの交際を公開し、11月にグループを脱退した。直後の2018年1月には、チェ・ミンファンと結婚すると発表。当時ユルヒは20歳だったため、“最年少アイドル夫婦”と話題になった。結婚式前の同年5月に長男を出産し、2020年2月には双子の娘まで得て3人の母親に。その後も夫とバラエティ番組などに出演したが、2023年12月に離婚を発表した。
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