G-DRAGONが7年4カ月ぶりに新ソロ曲をリリースし、再び世界中の音楽ファンを熱狂の渦に巻き込む。
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G-DRAGONは10月31日18時、デジタルシングル『POWER』をリリースした。
同曲は2017年6月8日にリリースした2ndソロミニアルバム『KWON JI YONG』以来、ソロとしては7年4カ月ぶりとなる新作だ。
G-DRAGONは過去数回にわたり“カムバック説”が浮上してきた。それでも、G-DRAGON側が一貫して「未定」という立場を示してきたなか、リリース当日にサプライズ発表をしたことで、世界中のファンを熱狂させている。
前日の30日にはG-DRAGONがSNSでライブ配信を実施し、『POWER』をサプライズ公開したことで熱気を高めていた。
『POWER』は中毒性のあるビートにG-DRAGONの強烈なラップが加わり、HIPHOPの魅力が存分に発揮された楽曲。さまざま意味を含み、リスナーを考えさせるウィットに富んだ歌詞が印象的だ。
何より、ファンが長い間待ち望んできた“G-DRAGONの新曲”であるだけに、世界中からの大きな反響が予想される。
G-DRAGONは昨年12月、ギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結して新たな活動を予告した。今年6月には国立大学KAIST(韓国科学技術院)機械工学科教授に任命され、「イノベートコリア2024」のトークショーに参加し、久しぶりに公の場に姿を現した。
そして、今年8月には「JUSPEACE Foundation」を設立し、自身が名誉理事長に就任。創意的な芸術人材の後援、青少年の麻薬中毒者に対する音楽的治療支援などを約束した。
G-DRAGONは当時、「アーティストは単に芸術だけをするのではなく、世の中に幸せと平和をもたらす人生を生きることができる。そして、音楽で世の中に愛と平和をもたらすことを越えて、実際に社会奉仕をし、公益財団を作って善良な影響力を示せば、より多くの人を助けることができると考えてきた」と、財団設立の理由を語っている。
その後、前所属事務所のYGエンターテインメントから「G-DRAGON」「G-D」「GD」などの商標権を譲り受けたG-DRAGONは新曲の準備に拍車をかけた。
特に、9月1日にはBIGBANGメンバーのSOL(テヤン)太陽の単独コンサート「TAEYANG 2024 TOUR [THE LIGHT YEAR] IN SEOUL」にD-LITEとサプライズ登場し、『BANG BANG BANG』『FANTASTIC BABY』『WE LIKE 2 PARTY』『GOOD BOY』のステージを披露してファンを熱狂させた。
また、新曲発表に先立って10月30日放送のtvNバラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』にゲスト出演。実に12年ぶりとなるバラエティ番組出演を果たし、今後の本格的な活動を予告した。
番組内で、G-DRAGONは「カムバックの開始段階」として「最近はあまりにもジヨンとして生きてきた。もうG-DRAGONに戻らなければならない。本来の日常に戻る気分だ」と語っている。
そして、自身の目標として「上手くいくかどうかは別として、カムバックを上手くやりたい。音楽をしたくて再び戻ってきた。7年の空白期間にクォン・ジヨンが恋しかったとすれば、今はクォン・ジヨンではなく、G-DRAGONの姿で活動したい。カムバックを成功させたい」と伝えていた。
本日、新曲『POWER』を通じて「王の帰還」を知らせたG-DRAGON。
翌11月1日にリリースされるYGエンタ所属のガールズグループBABYMONSTERの1stフルアルバム『DRIP』では、同名のタイトル曲『DRIP』に作曲で参加しており、こちらも注目が集まっている。
また、来る11月23日に日本の京セラドーム大阪で行われる「2024 MAMA AWARDS」にも出演が確定しており、9年ぶりの「MAMA」出演を通じて鮮烈なステージを披露する予定だ。
長い空白を破り、再びアーティストとして始動するG-DRAGON。今後、彼がどんな歩みを世界中のファンに魅せてくれるのか、楽しみに見守りたい。
(記事提供=OSEN)
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。
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