ボーイズグループENHYPENが、規模を一段と大きくした3度目のワールドツアーで戻ってくる。
ENHYPENは10月5~6日、韓国・京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)総合運動場メインスタジアムでワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR WALK THE LINE」(以下、「WALK THE LINE」)の幕を開ける。
同公演は、惜しくも会場を訪れることができないファンのために、両日オンラインライブストリーミングも行われる。
「WALK THE LINE」には、ENHYPENの成長ストーリーが盛り込まれている。
本格的に世界へと第一歩を踏み出した“過去”と、ENGENE(ENHYPENの公式ファンネーム)のおかげでENHYPENが存在する理由に気づいた“現在”、そしてENGENEとともに歩んでいく“未来”が続く構成で繰り広げられる。
ENHYPENは、2022年に開催した初のワールドツアーを皮切りに会場の大きさを次第に広げ、“公演強者”の称号を得てきた。
彼らは初のワールドツアー「MANIFESTO」でソウル・SKハンドボール競技場公演を成功させ、その後は「FATE」でKSPO DOMEに立った。そして今回、ついに韓国では初めてのスタジアム単独公演を開くことになった。
会場の規模が大きくなっただけに、圧倒的なステージのスケールに期待が寄せられている。
今回の公演では、スタジアムの良さを生かしてグラウンドの随所に計5つのステージを設置した。なかでもメインステージの長さは約64mもあり、2023年開催のツアー「FATE」に比べ、4倍ほど大きくなった。
ENHYPENはグラウンドを広く使用するステージを通じて、ENGENEに近づく予定だ。
また、メインステージには計6つの超大型LEDが設置されるほか、上下、回転など多様なムービングでパフォーマンスへの没入感を高める計画だ。
ENHYPENは「WALK THE LINE」でグループが持つ幅広い音楽スタイルを披露する。
今回の公演では、7月にリリースされた2ndフルアルバム『ROMANCE:UNTOLD』に収録された最新曲から初公開するパフォーマンスステージまで豊かなセットリストを組み、観客にユニークな楽しさを与える予定だ。
ENHYPENは高陽総合運動場メインスタジアム公演に続き、11月9~10日に埼玉・ベルーナドーム公演、12月28~29日に福岡・みずほPayPayドーム福岡公演、来年1月25~26日に大阪・京セラドーム大阪公演が予定され、日本3都市で「WALK THE LINE」を開催する。
これは、日本3都市ドームツアーを開催したK-POPボーイズグループの最短記録であり、ENHYPEN史上最大規模の公演となる。
◇ENHYPENとは?
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。2020年6月から約3カ月間放映されたMnetの大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER:儚い』は、オリコン週間シングルランキング初登場1位に輝いたほか、7月度の「ゴールドディスク認定作品」でプラチナ認定を受けた。さらに、2022年10月に発売した日本1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得し、5作品連続通算5作目の1位を獲得した。2022年9月スタートの初ワールドツアーの一環として、日本デビューからわずか1年半で初の京セラドーム公演を開催。第4世代K-POPアーティストとしては最速で単独ドーム公演を行うなど、大躍進を続けている。
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