BTSのRM、今回の活動について心境明かす「無力な2週間。1人で叫んだり…」

2020年03月11日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)のRM(25)が、新型コロナウイルス19の影響によって音楽番組やコンサートが取り消されたことについて心境を打ち明けた。

RMは3月10日にNAVERのV LIVEで行った「ナムジュンの7ビハインド」で、2月にリリースされたアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』について「10カ月ぶりに世の中に出たアルバム。未練も残るが幸せだと思う」と語った。

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今回のアルバムはアメリカをはじめ、イギリス、日本、ドイツ、フランスの5カ国のアルバムチャートを席巻し、BTSのグローバルな影響力を改めて感じさせている。

ただ、大きな反響があったにもかかわらず、いろいろなステージでパフォーマンスを披露できなかったことについて、RMは残念な気持ちを伝えた。

「実は活動中にずっと無力だった。汗をかいても、ちゃんとした汗ではないような2週間だった。『僕たち、帰ってきました』と言っているのに誰もいなくて。もちろん反応はあるけど、実際に対面する人々がいなかった。だから呪文のように『脱力しちゃダメだ。僕たちは笑わなきゃ。みんなが大変なときなのに、僕たちはステージに立てるじゃないか。僕たちが気を抜くとファンもガッカリするぞ』と思った」

RMは、4月に予定されたワールドツアー「BTS MAP OF THE SOUL TOUR」のソウル公演が中止になったことへの無力感も告白した。

(写真=NAVEのV LIVE)

「2週間家にいながら、たまには腹が立って狂人みたいに叫んだりした。悔しい。現実的に、僕たちにできることは多くないので。それでも、このアルバムとこれまで走ってきた時間、練習、パフォーマンスはこの場に残るべきだ。だから僕たちの努力が無駄にならない」

新型コロナによって困難に直面したファンに向けて、応援のメッセージも伝えている。

「我々には力とエネルギーがたくさん残っている。ただ状況はよくないだけで、僕と僕たち、ファンの皆さんを信じている。悪いことがあれば必ず良いことがあるはずだ。ARMY(BTSファン)の皆さん、本当に愛しているし、今回のアルバムを聴いて良い反応を寄せてくれたことに感謝する。最も悲しいのは“読まれない本”かもしれないが、(今回のアルバムが)そんなことはなくて嬉しい。音楽作業も頑張るし、格好いい姿を披露できるように磨く」

◇RM プロフィール

1994年9月12日生まれ。Big Hitエンターテインメント所属。本名はキム・ナムジュン。

2013年にBTS(防弾少年団)のメンバーとしてデビュー。グループではメインラッパー、リーダーを務めている。頭脳明晰で、英語が堪能。2018年には国連本部で英語スピーチを行い、話題になった。2015年に初のソロミックステープ『RM』を発表している。

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