ボーイズグループTOMORROW X TOGETHERのメンバー、ヒュニンカイが多才なアーティストとしての面を披露した初めての単独バラエティコンテンツが、去る9月4日に幕を閉じた。
TOMORROW X TOGETHER公式YouTubeチャンネルで公開された「ヒュニンはバンドサークルがやりたい」第4話では、ヒュニンカイが弘益(ホンイク)大学のブラックテトラとコラボした。ブラックテトラは弘益大学の最初かつ唯一のロックバンドだ。
まず、ヒュニンカイはインディーズバンドの聖地と呼ばれるとあるライブカフェでブラックテトラと初めて会った。オーディオミキサーの操作方法を学び、一緒に公演の企画案を作成しながら、演奏以外にサークルのメンバーたちが行う活動を体験した。
そんななか、第1話でヒュニンカイにドラムを教えた延世(ヨンセ)大学のバンドサークル、ソナギのメンバーがライブカフェにサプライズ訪問し、緊張感を与えた。
ドラムの先生から鋭い視線を感じながらヒュニンカイはドラムのサウンドチェックを行い、「愛してるよ、延世」と叫び、笑いを誘った。
次に、ヒュニンカイはキャンパスに移動し、韓国のバンドPEPPERTONESの4thアルバム『Beginner's Luck』に収録された『Good Luck to You』のセッションを準備した。
本格的な練習の前に優れたギターの実力を披露した彼に、サークルのメンバーたちはTOMORROW X TOGETHERの4thミニアルバム『minisode 2:Thursday's Child』のタイトル曲『Good Boy Gone Bad』の編曲版を演奏した。
その後、『Good Luck to You』を披露し、ヒュニンカイは爽やかな声と安定した歌唱力で視聴者を引き込んだ。
『ヒュニンはバンドサークルがやりたい』を終えたヒュニンカイは、「大学生の友達に会って一緒にバンドをやりながら、青春を過ごしている感じがした。“自分は音楽が本当に好きなんだ”ということを改めて感じた。撮影している間、とても幸せだった」と話した。
続けて、「まだバンドに対する愛で満ち溢れているので、もしかしたら復帰するかもしれない」と意味深な感想を残した。
『ヒュニンはバンドサークルがやりたい』は、バンドに対するロマンを持ったヒュニンカイが実際に大学のバンドサークルの日常に入り込み、そのなかで経験するさまざまなエピソードを描いたコンテンツだ。
ヒュニンカイはサークルのドラム、ベース、キーボードに続いてボーカルを務め、音楽の才能を惜しみなく発揮した。
なお、ヒュニンカイが所属するTOMORROW X TOGETHERは、来る9月11日に開催される「2024 MTVビデオミュージックアワード」でベストグループとベストK-POP部門の受賞候補に上がった。
昨年、同授賞式で今年のプッシュパフォーマンス部門のトロフィーを手に入れた彼らが2年連続受賞と果たすか、注目が集まる。
◇ヒュニンカイ プロフィール
2002年8月14日生まれ。本名カイ・カマル・ヒュニン。2019年3月にTOMORROW X TOGETHERのメンバーとしてBig Hitエンターテインメントからデビュー。アメリカと韓国のハーフで、中国に在住していたことも。そのため英語、韓国語、中国語が堪能であり、ポルトガル語も話すことができる。同じくTOMORROW X TOGETHERのメンバーであるヨンジュンとは、デビュー前の2018年にBTS・Vのソロステージでバックダンサーを務めた。
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